eSIM初対応！「Nothing Phone (3a) Pro」発表

英国ベンチャー企業「Nothing Technologies Limited」は 2025 年 3 月 4 日（火）、同社製 Android スマートフォン廉価モデル a シリーズ最新モデル「Phone (3a)」に対するカメラアップグレードモデル「Phone (3a) Pro」を、海外で発表しました。

「Phone (3a) Pro」は 12GB RAM + 256GB 内部ストレージ搭載モデルの 1 モデル展開で、海外価格は、£449.00。カラーバリエーションは、“Gray” と “Black” の 2 色展開です。

つまり「Phone (2a)」に対するアップグレードモデル「Phone (2a) Plus」と同じく、「Phone (3a) Pro」は「Phone (3a)」に対するアップグレードモデルです。

「Phone (3a) Pro」は、海外にて 2025 年 3 月 11 日（火）より予約が開始され、2025 年 3月 25 日（火）に発売されます。日本でも展開予定ですが、今のところ予約や発売時期は未発表です。“日本での展開について詳しくは追ってお知らせします” とのこと。

「Phone (3a) Pro」

「Phone (3a) Pro」は、同社製 Android スマートフォン廉価モデル「Phone (3a)」に対するカメラアップグレードモデルです。

「Phone (3a)」と異なる点は、デザインのほか、リア / フロントカメラ仕様、そして「eSIM」の対応です。「Phone (3a)」と同じく、IP64 防塵防水にも対応しています。

Nothing 製 Android スマートフォンの特徴ともいえる、LED ライトによって光る本体背面「Glyph Interface」も、もちろん採用。

「Phone (3a) Pro」の主要スペックは、6.77 インチ（2,392 × 1,080）フル HD+ フレキシブル AMOLED ディスプレイ、Qualcomm 製 Snapsragon 7s Gen 3 5G プロセッサ、8GB / 12GB RAM、128GB / 256GB 内部ストレージ、5,000mAh バッテリーを搭載。OS は初期で、Android 15 ベースの Nothing OS 3.1 を搭載します。

リアカメラは、5,000 万画素メインカメラ + 5,000 万画素ペリスコープカメラ + 800 万画素超広角カメラのトリプルカメラ仕様です。3 倍光学ズームと最大 60 倍ウルトラズームをサポートしています。

フロントカメラは、パンチホール仕様の 5,000 万画素シングルカメラ仕様。

「Phone (3a) Pro」では新たに、AI 機能をフル活用できる新しいボタン「Essential Key」を本体側面の電源ボタン下部に新搭載。「Essential Key」は［1 回押し］［長押し］［2 回押し］の 3 つの操作に対応していて、［1 回押し］で画面に表示している WEB サイトや画像のキャプションを素早く保存、［長押し］で音声録音、そして［2 回押し］では、保存されたキャプションや録音された音声を「スマート コレクション」として自動的に整理してカタログ化したバーチャルパーソナルスーペース「Essential Space」が表示されます。

「Essential Key」並びに「Essential Space」、会議や取材などに役立ちそうな新機能です。また、いまはもう閉鎖されたメーカー Essential Products の知的財産権を保有している Nothing ならではネーミングでもあります。

ただし「Essential Space」の「スマート コレクション」は、発売後の提供となる予定です。

「Phone (3a) Pro」は、Nothing 製スマートフォンとしては初の「eSIM」対応モデルです。nano SIM とのデュアル SIM をサポートしています。このほか、Android OS は発売後 3 年間、Android セキュリティパッチは発売後 6 年間のアップデートが約束されています。

カラーバリエーションは、“Gray” と “Black” の 2 色展開です。

主要スペック

Source：Nothing