この記事のポイント
- オーストリアのバイクメーカー KTM、Google カープラットフォーム「Android Automotive(Android Automotive OS)」を搭載したタッチ操作対応の TFT ダッシュボード(スマートモニター)を採用すると海外で発表
- 「Android Automotive」は、ダッシュボード(ハードウェア)単体で Google サービスを利用できる点が特徴
- 今後 KTM が発売するプレミアムモデルバイクに「Android Automotive」搭載 TFT ダッシュボードを採用
オーストリアのバイクメーカー KTM は 2024 年 10 月 10 日(木)、同社が今後発売するプレミアムモデルバイクに、Google カープラットフォーム「Android Automotive(Android Automotive OS)」を搭載したタッチ操作対応の TFT ダッシュボード(スマートモニター)を採用すると海外で発表しました。
「Android Automotive」は、Android スマートフォンと連携する車載 OS「Android Auto」とは異なり、「Android Automotive」搭載ダッシュボード(ハードウェア)単体で Google サービスを利用できる点が特徴です。つまり、インターネット環境さえあれば、スマートフォンなしで「Google マップ」などの Google サービスを単体利用することができます。
KTM 製「Android Automotive」搭載 TFT ダッシュボードでは、縦型 8 インチディスプレイ搭載の「V80」と水平 8.8 インチディスプレイ搭載の「H88」の 2 種類が用意。「V80」と「H88」の詳細スペックなどは発表されていませんが、少なくとも「V80」は 1,280 × 720 の HD 解像度で、3GB RAM と 32GB 内部ストレージを搭載。Wi-Fi / Bluetooth / GPS はもちろん、組み込み型 SIM「eSIM」もサポートします。
ちなみに、バイク用の「Android Auto」搭載スマートモニターは多々ありますが、バイク用の「Android Automotive」搭載スマートモニターは、おそらく KTM 製 TFT ダッシュボードが初。ハーレーダビッドソンですら、まだ「Android Auto」ヘッドユニット(ディスプレイオーディオ / スマートモニター)採用です。
KTM は日本国内でもバイクを展開しているため、「Android Automotive」搭載 KTM 製 TFT ダッシュボードを採用したプレミアムモデルも国内投入されるかもしれないですね。また KTM は今後数年間で、さらに多くの「Android Automotive」搭載スマートモニターオプションラインアップを追加するとも発表しています。いろいろと楽しみ。
Source:KTM
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