この記事のポイント
- Google、次期 Android OS「Android 15」の四半期毎プラットフォームリリース第 2 弾ソフトウェアアップデート「Android 15 QPR1 Beta 2」をリリース
- 「Android ベータ プログラム」に登録している Google Pixel デバイスに対して、「OTA（Over the Air）」でソフトウェアアップデートを配信
- 「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro Fold」も新たに「Android ベータ プログラム」対象デバイスとなり、「Android 15 QPR1 Beta 2」が配信
Google は 2024 年 9 月 12 日（木）、2024 年 8 月 22 日（木）にリリースした次期 Android OS「Android 15」の四半期毎プラットフォームリリース（Quarterly Platform Releases）版「Android 15 QPR」におけるファーストステップ「Android 15 QPR1」の第 2 弾ソフトウェアアップデート「Android 15 QPR1 Beta 2」をリリースし、プレリリース版 Android OS 試用プログラム「Android ベータ プログラム」に登録している Google Pixel デバイス「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」「Pixel 6a」「Pixel 7」「Pixel 7 Pro」「Pixel 7a」「Pixel Fold」「Pixel Tablet」「Pixel 8」「Pixel 8 Pro」「Pixel 8a」「Pixel 9」「Pixel 9 Pro XL」の 13 機種と、さらに新世代 Google Pixel デバイス「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro Fold」の 2 機種を加えた合計 15 機種に対して配信開始しました。
四半期毎プラットフォームリリース「Android 15 QPR」は、正式版「Android 15」をベースに修正や改善、そして Google Pixel 向け新機能「Feature Drop」を加えて提供される、先行リリース型ソフトウェアアップデートです。「Android ベータ プログラム」に登録している対象の Google Pixel デバイスに対して、「OTA（Over the Air）」でソフトウェアアップデートが配信されます。
今回リリースされた「Android 15 QPR1 Beta 2」アップデート後の Android セキュリティパッチレベルは「2024 年 9 月 5 日」、ビルド番号は「AP41.240823.009」へと更新されます。また「Google Play 開発者サービス」アプリは、v24.28.35 以降へと更新されます。
| ■Android セキュリティパッチ |
| 「2024 年 9 月 5 日」 |
| ■ビルド番号 |
| 「AP41.240823.009」 |
| ■「Google Play 開発者サービス」アプリ |
| v24.28.35 以降 |
「Android 15 QPR1 Beta 2」では主に、複数の不具合が修正されています。
| ■開発者およびユーザーから報告された不具合の修正 |
| ・システムが GPS のバッテリー使用量を過剰に報告する不具合を修正 ・デバイスの充電制限の 80% を無効（オーバーライド）にできない不具合を修正 ・「Google パスワード マネージャー」でパスワードを管理できない不具合を修正 ・「Google マップ」アプリがクラッシュする不具合を修正 ・一部デバイスで Bluetooth 接続が中断される不具合を修正 ・NFC 決済が失敗する不具合を修正 ・デバイスが予期せず再起動する不具合を修正 ・起動中のロック画面に［Now Playing］が表示されない不具合を修正 ・「Pixel ガイド（Pixel Tips）」アプリで「衛星 SOS（Satellite SOS）」デモが起動できない不具合を修正 |
| ■その他の不具合修正 |
| ・システムの安定性 / パフォーマンス / 接続性 / インタラクティブ性に影響を与えていたその他のさまざまな不具合を修正 |
| ■Bluetooth の不具合修正 |
| ・ベンダー コーデックの拡張を含む「LE Audio」マルチコーデックをサポートするために AIDL を変更 ・ScanRecord.getManufacturerSpecificData() が最初の Manufacturer Specific Data のみを返すのではなく、マージされた複数の Manufacturer Specific Data を返す不具合を修正 ・コーデックネゴシエーション中にリモートデバイスが RFCOMM Disconnection を実行し、電話がすでに別のデバイスとアクティブな接続を行っている場合に、電話が不正な状態で立ち往生する不具合を修正 ・発信 HFP 接続の試みが破棄された後の接続試みがローカルで失敗する不具合を修正 ・2 台目のデバイスをペアリングして再接続すると、ペアリング済みの 1 台目のデバイスがオーディオフォーカスを失う不具合を修正 ・Bluetooth スタックがクラシックペアリング中の LE-ACL 切断をペアリング失敗として不正に扱う競合状態により、一部のヘッドセットが「ファスト ペアリング」を使用してペアリングできない不具合を修正 |
Source：Google
コメントを残す