この記事のポイント
- Android 版「Gemini Advanced」が早くも「Gem」に対応
- デスクトップ版「Gemini Advanced」で作成したオリジナル「Gem(作成した Gem)」にてチャットを続けたり、プリセットされている[Google が作成した Gem]を元にチャットを開始したりすることが可能
- 一方で、オリジナル「Gem」の作成には今のところ未対応
Google は先月下旬の 2024 年 8 月 28 日(水)に、2024 年 5 月の「Google I/O 2024」で発表した生成 AI サービス「Gemini」のカスタム AI エキスパート機能「Gem(Gems)」を提供開始しました。
「Gem」は、ランニングプランやトレーニングプランなど、ユーザー向けにパーソナライズされたプランや計画、指標など、ニーズに合わせて作成できるチャットボット機能です。目標や目的を[カスタム指示]として指定することでその目標や目的に沿ったプランを作成してくれたりなど、目標や目的に最適化されたオリジナルチャットボットを作成することができます。
そんな「Gem」ですが、「Gemini」のメンバーシップ向けアップグレード版「Gemini Advanced」と、「Gemini for Google Workspace」アドオンを利用している「Gemini Enterprise」「Gemini Business」「Gemini Education」アカウント向けに提供されています。また当初は、デスクトップ版「Gemini Advanced」のみでの提供となっていて、Android / iOS 版「Gemini Advanced」は未対応となっていました。
がしかし 2024 年 9 月 6 日(金)前後に、早くも Android 版「Gemini Advanced」が「Gem」に対応しました。
Android 版「Gemini Advanced」の「Gem」では、デスクトップ版「Gemini Advanced」で作成したオリジナル「Gem(作成した Gem)」にてチャットを続けたり、プリセットされている[Google が作成した Gem]を元にチャットを開始したりすることができます。一方で Android 版「Gemini Advanced」の「Gem」では、オリジナル「Gem」の作成には今のところ対応していません。
このほか、iOS 版「Gemini Advanced」は、今のところ「Gem」未対応です。
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