この記事のポイント
- 2024 年 8 月下旬、Google 生成 AI サービス「Gemini」の Android 版において、日本語環境でもオーバーレイ表示化
- プロンプト入力後もオーバーレイ表示が継続される仕様にリニューアル
- 「Gmail」アプリや「Google メッセージ」アプリなどからテキストや添付画像を「Gemini」にドラッグ & ドロップして質問可能に
2024 年 8 月下旬、Google 生成 AI サービス「Gemini」の Android 版において、日本語環境でもオーバーレイ表示化されました。
Android 版「Gemini」はこれまで、電源ボタン長押しなどでの起動時こそは画面上にポップアップ式でオーバーレイ表示されるものの、プロンプトを入力したりカメラを起動すると、全画面表示に切り替わる仕様となっていました。しかし今回新たに、プロンプト入力後も画面上のオーバーレイ表示が継続される仕様にリニューアルされています。
Android 版「Gemini」がオーバーレイ表示化したことで、例えば「YouTube」視聴中に動画に映るオブジェクトについて「Gemini」に質問したり、「Gmail」アプリや「Google メッセージ」アプリなどからテキストや添付画像を「Gemini」にドラッグ & ドロップして質問したりもできるようになっています。
Android 版「Gemini」のオーバーレイ表示化は、2024 年 8 月 13 日(火)の段階で Google より予告はされていたものの、まずは英語環境のみでの提供と発表されていました。日本語を含むほかの言語への拡大は今後数週間以内とも予告されていたため、もう少し時間が掛かるものと予想されていたのですが、嬉しい誤算で今回早期導入となったわけです。
ただし、「Google I/O 2024」で発表された「Gemini」ベースの直感的会話サービス「Gemini Live(Live for Gemini Advanced)」改め「Gemini ライブチャット」については、まだ日本語での提供は行われていません。
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