この記事のポイント
- Google、「Pixel 9」シリーズに統合されているオンデバイスマルチモーダル AI モデル「Gemini Nano」の、プライバシー保護について説明する記事を公開
- 「Pixel 9」シリーズでは、デバイス上のテキスト / 音声 / 画像などを「Gemini Nano」が複合的に認識して分析し、ユーザーのためになる情報を返してくれる生成 AI 機能を利用可能
- Google のエンドツーエンドアーキテクチャ内に保存され、情報の安全性とプライバシーが確保
Google は 2024 年 8 月 13 日(火)、同日発表した新世代 Google Pixel デバイス「Pixel 9」シリーズに統合されているオンデバイスマルチモーダル AI モデル「Gemini Nano」の、プライバシー保護について説明する記事を公開しました。
「Pixel 9」シリーズには「Gemini Nano」が統合されていて、デバイス上のテキスト / 音声 / 画像などを複合的に認識して分析し、ユーザーのためになる情報を返してくれる生成 AI 機能を利用できるようになっています。しかし懸念されるのが、個人情報や気密性の高い情報まで Google に握られてしまうのではないかという、いわゆるユーザーのプライバシー保護問題です。
ただ、心配無用。「Gemini Nano」におけるデータは、Google のエンドツーエンドアーキテクチャ内に保存され、情報の安全性とプライバシーが確保されます。デバイス上の処理かクラウドへアップロードされての処理かに関係なく、ユーザーのプライバシーデータは安全に保護され、サードパーティ AI プロバイダなどにも引き渡されるようなことも一切ありません。
そういったオールインワンアプローチで AI を実行できるのは、Google 生成 AI サービス「Gemini」だけです。
Source:Google
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