この記事のポイント
- Google、「Google システム アップデート」最新情報の中で、Android デバイスにおける「プライベート スペース」実装を発表
- 「プライベート スペース」は、デバイス内に認証を行わないとアクセスできないスペースを作成することで、機密性の高いアプリを格納しておくことができるセキュリティ機能
- Android 14 以下でも Android 版「Google Play 開発者サービス」アプリ v24.30 以降であれば実装されるのか、それともあくまでも「Android 15」以降が条件なのか、今のところ不明
Google は 2024 年 8 月 1 日(木)、Android 関連デバイスのセキュリティと信頼性を高めるための新機能を含んだ「Google システム アップデート」の最新情報として公開した中で、Android デバイスにおける「プライベート スペース」実装を発表しました。
「プライベート スペース」は、デバイス内に認証を行わないとアクセスできないスペースを作成することで、機密性の高いアプリを格納しておくことができるセキュリティ機能です。「プライベート スペース」は画面ロック解除に加えてさらに認証が必要となるため、他人に見られる可能性がより低くなります。
また「プライベート スペース」は、画面ロック解除用の認証とは別の認証方法を設定することも可能。例えば銀行系アプリやクレジットカード系アプリ、モバイル決済系アプリを「プライベート スペース」に格納しておけば、不正に情報を取得されたりする可能性がかなり低くなるわけです。
ただし「プライベート スペース」は本来、次期 Android OS「Android 15」の新機能として発表されています。しかし今回の「Google システム アップデート」最新情報の中では、Android 版「Google Play 開発者サービス」アプリ v24.30 以降での実装が発表されました。
「プライベート スペース」、Android 14 以下でも Android 版「Google Play 開発者サービス」アプリ v24.30 以降であれば実装されるのか、それともあくまでも「Android 15」以降が条件なのか、まだ Android 版「Google Play 開発者サービス」アプリ v24.30 が配信されていないので不明です。
「Google Play 開発者サービス」アプリリンク

Source:Google
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