この記事のポイント
- Fitbit、心房細動データを「Fitbit Web API」として開発者などに向けて開放
- データ交換のための独自アプリなどを構築する必要なく、API で心房細動データを受け取って様々なアプリや健康プログラムなどのサービスに活用可能に
- 日本ではまだ解禁されていない「Fitbit 心電図アプリ」を通して収集されるため、日本ではまだ活用不可
Google 傘下フィットネスデバイスメーカー Fitbit は 2024 年 7 月 10 日(水)、Fitbit デバイスが収集した心房細動データを「Fitbit Web API」として開発者などに向けて開放しました。
これまで、Fitbit デバイスが収集した心房細動データをユーザーが利用する場合、データをエクスポートする必要がありました。例えば掛かりつけの病院がある場合に、ユーザーが心房細動データをエクスポートして主治医に見せる必要などがあったわけです。
しかし心房細動データが「Fitbit Web API」として開放されることで、データ交換のための独自アプリなどを構築する必要なく、API で心房細動データを受け取って様々なアプリや健康プログラムなどのサービスに活用できるようになります。ただし Fitbit デバイスにおける心房細動データは、「Fitbit 心電図アプリ」を通して収集されます。
「Fitbit 心電図アプリ」はまだ日本では解禁されていないため、 今のところ心房細動データの「Fitbit Web API」を日本では活用できません。
Source:Fitbit
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