この記事のポイント
- Android 版「Rakuten Link」アプリにおける通話時ネットワーク接続設定が変更
- Wi-Fi 接続時でも LTE(4G LTE)接続が優先されるように
- ただし「Rakuten Link」通話時の優先 LTE 接続ではデータ容量が消費されません
楽天 MNO サービス「楽天モバイル(Rakuten 最強プラン)」スーパーコミュニケーションサービス「Rakuten Link」の Android 版アプリにおいて、通話時のネットワーク接続設定が変更されました。
大前提として、「Rakuten Link」はインターネット回線を利用する「VoIP(Voice over IP)」サービスとなり、一般的なスマートフォン音声通話サービスとは異なります。つまり、インターネット回線の品質や速度に依存して通話品質も変動するわけです。
そして、Android 版「Rakuten Link」アプリにおけるネットワーク(インターネット回線)接続設定仕様が変更され、Wi-Fi 接続時でも LTE(4G LTE)接続が優先されるようになった模様。これは、たとえば不安定な Wi-Fi 接続時の「Rakuten Link」通話時に安定した LTE 接続が優先されることで、安定した通話を保つことができるためです。
気になるのは LTE 接続時のデータ容量消費ですが、「Rakuten Link」通話時の優先 LTE 接続では、データ容量の消費は行われません。安心ですね。
また「Rakuten Link」発信時に Wi-Fi 通信を利用していると相手側に番号通知されず非通知となってしまうのですが、「楽天モバイル」回線(4G LTE)にて発信を行った場合は番号通知されるため、そういった副作用的な効能もあったります。とはいえパートナー(KDDI)回線では非通知となるので、あくまでも「楽天モバイル」の LTE 回線に限った話ですが。
今回 Android 版「Rakuten Link」アプリにおいてネットワーク接続設定が変更され、Wi-Fi 接続時でも LTE(4G LTE)接続が優先されるようになったわけですが、「Rakuten Link」アプリ設定の[通話とメッセージ]内にある「通信時に優先的に LTE に接続する」設定を OFF にすることで、Wi-Fi 接続時は Wi-Fi を利用した「Rakuten Link」通話を行うことも可能です。
ただし「通信時に優先的に LTE に接続する」設定は、 Android 9 以前の Android デバイスでは利用できません。ご注意ください。
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通話時のネットワーク接続設定が変更になりました
LTEとWi-Fiのどちらも接続可能な場合に、優先的にLTEに接続される設定に変更になりました。これにより安定した通話をお楽しみいただけます。この場合も楽天回線のデータ容量は消費されません。優先的に接続されるネットワーク は、本アプリ内の設定画面よりいつでも変更が可能です。
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