この記事のポイント
- Google、予告通り 2024 年 5 月 22 日(水)より利用規約を変更
- Google とユーザーの関係性やユーザーが Google や Google サービスに期待できること、そのうえでユーザーが厳守すべき法律やルール、不正利用などがあった場合の Google の対応やそもそもの Google が定める不正行為の説明などなどより明確化
- Google 利用規約変更に伴う Google サービスの使い方変更などは特になし
Google は 2024 年 5 月 22 日(水)、予告通り利用規約を変更しました。
Google の利用規約変更は、2024 年 4 月 19 日(金)に予告されていた内容です。2024 年 4 月 19 日(金)時点から公開されている利用規約に関する概要の通りで、Google とユーザーの関係性やユーザーが Google や Google サービスに期待できること、そのうえでユーザーが厳守すべき法律やルール、不正利用などがあった場合の Google の対応やそもそもの Google が定める不正行為の説明などなどより明確となっています。
また、昨今のトレンドとなっている生成 AI に関連する利用規約において、以前まで用意されていた「生成 AI の追加利用規約」から、新たに独立した「生成 AI の利用規約」へと変更されます。
本規約に含まれる内容
Google は、こうした利用規約はできれば読みたくないというユーザーの心理を理解しています。しかし、ユーザーが Google サービスを利用するうえで期待できること、および Google がユーザーに期待することを、利用規約に明記することは重要です。
本利用規約には、Google のビジネスの仕組み、Google に適用される法律、および Google が常に正しいと信じてきた事柄が反映されています。結果として、本利用規約は、サービスを利用するユーザーと Google との関係を定義するのに役立っています。たとえば、本規約の見出しには以下のような内容が含まれています。
- ユーザーが Google に期待できることでは、Google がサービスを提供および開発する仕組みについて説明します
- Google がユーザーに期待することでは、Google のサービスを利用する際のルールについて規定します
- Google サービス内のコンテンツでは、Google のサービス内で見つかるコンテンツの知的所有権について説明し、そのコンテンツがユーザー、Google、または他者のうち誰に帰属するのかを示します
- 問題または意見の相違がある場合では、ユーザーのその他の法的権利と、誰かが本規約に違反した場合にどうなるかについて説明します
Google のサービスへのアクセスまたは利用によって本規約に同意することになるため、本規約の内容を理解しておくことが重要です。
本規約に加えて、Google はプライバシー ポリシーも公開しています。プライバシー ポリシーは本規約とは独立した規定ですが、ユーザーが自身の情報を更新、管理、書き出し、削除する方法について理解を深めるためにもご一読されることをおすすめします。
Google 利用規約 – ポリシーと規約 – Google
Source:Google
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