この記事のポイント
- Google、自動生成 AI 活用検索「SGE(Search Generative Experience)」を「AI Overview」としてリニューアル
- まずは米国にて「Google 検索」のデフォルト機能として展開(国内でも AI Overview にリニューアル済み)
- 2024 年末までにさらに多くの国でもデフォルト機能として展開予定
Google は 2024 年 5 月 14 日(火)、同日開催した開発者向けイベント「Google I/O 2024」において、昨年開催「Google I/O 2023」で発表し Google サービスの様々開発途中機能をお試しできる初期実験サービス「Search Labs」として当初は米国限定で提供開始した自動生成 AI 活用検索「SGE(Search Generative Experience)」を、「AI Overview」としてリニューアルしました。
「AI Overview」はまず、米国内のすべてのユーザーに展開されます。つまり「Search Labs」の一部機能としてではなく、「Google 検索」のデフォルト機能として展開されるわけです。
自動生成 AI 活用検索「SGE」は日本でも 2023 年 8 月下旬より「Search Labs」のオプトイン機能として解禁されています。「AI Overview」はまずは米国における「Google 検索」のデフォルト機能としての展開となりますが、2024 年末までにさらに多くの国にも展開予定となっているため、日本国内でも「AI Overview」が「Google 検索」のデフォルト機能として展開されると予想されます。
ちなみに日本国内においても、「SGE」から「Search Labs」のオプトイン機能としての「AI Overview」にリニューアル済みです。
また米国では「Search Labs」の新たなオプトイン機能として、「AI Overview」の言語を簡素化したり詳細に分類できるようになるなどのカスタマイズオプションと、複数条件が組み合わさった複雑な検索クエリの「AI Overview」による一発検索機能、パーティー計画 / デート計画 / ワークアウト計画 / ダイエット計画などの計画提案機能も提供されます。
Source:Google
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