当サイト「Jetstream」管理人兼ライターの石井順です。いつもご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回の記事は、2024 年 3 月 28 日(木)に発売された、FeliCa 搭載「おサイフケータイ」対応の英国ベンチャー企業「Nothing Technologies Limited」製新型スマートフォン国内版「Phone (2a)」の、初期不良に伴う返品交換対応レポートです。2024 年 3 月 5 日(火)に発表されそして先行予約販売も開始された国内版「Phone (2a)」、私も真っ先に予約を行い 2024 年 3 月 29 日(金)に私の元にも届いたわけですが、残念なことに初期不良品でした。
初期不良の内容は、単純に傷が付いていたというもの。背面のガラスケース上部に 2 箇所の傷。
ということで Nothing カスタマーサポートに連絡し、もろもろの説明をしつつ、結果的に交換対応となったというのがおおまかな流れ。例えば Google 公式 EC サイト Google ストアのサポートとは異なり結構ややこしく、そして単純に時間も掛かりました。
ざっくりとした流れは以下の通りで、初期不良連絡から交換品が届くまで、結果的に 20 往復以上もメールのやり取りを行いました。また最初の Nothing カスタマーサポートへの初期不良連絡から交換品が手元に届くまで、2 週間弱時間も掛かりました。
- Nothing カスタマーサポートに届いた国内版「Phone (2a)」の初期不良を連絡
- 注文番号 / IMEI(識別番号)/ 本人確認と傷の状況や同梱品が確認できる写真をメールで送付
- Nothing カスタマーサポート側が写真を確認後に返品交換を許可
- 国内版「Phone (2a)」返品交換リクエスト手続き開始
- パッケージも含めた国内版「Phone (2a)」一式を Nothing 指定の倉庫に返送
- 倉庫到着後、Nothing 技術者による確認(5 営業日程度)
- 交換品発送→ 到着
まずは、到着した国内版「Phone (2a)」に傷が入っていたことを Nothing カスタマーサポートに連絡。すると早速連絡は返ってきて、注文番号や IMEI(識別番号)、本人確認を行ったのち、実際の傷の状況を確認できる写真と、さらには届いた国内版「Phone (2a)」の同梱品まで確認できる写真をメールにて送付することを指示されました。
Nothing カスタマーサポート側で写真の確認と返品交換の許可が行われ、そこから返品交換リクエスト手続きが開始されます。そして、国内版「Phone (2a)」一式を Nothing 指定の倉庫に返送。
倉庫到着後に Nothing 技術者による確認が行われるのですが、これが 5 営業日ほど待たされる事態に。その後ようやく交換品の発送が行われ、そして数日で到着。最初の Nothing カスタマーサポートへの連絡から、2 週間弱での返品交換完了となりました。
傷が入っていた国内版「Phone (2a)」返送時はパッケージや同梱品も含めて一式送ったのですが、交換品はまっさらな国内版「Phone (2a)」というわけではなく、返送したパッケージと新しい国内版「Phone (2a)」本体が同梱されていました。つまり、国内版「Phone (2a)」本体のみが交換され、返送したパッケージはそのまま送り返されてきたというわけです。
パッケージを返送する意味、あったんだろうか。
例えば Google 公式 EC サイト Google ストアの場合、購入品が初期不良や自然故障など起こった場合、返品交換許可後にまずは新しい商品を先に送ってくれる仕様です。そして新しい商品が届いて問題がなければ、初期不良 / 自然故障が起こった購入品を返送します。そしてこの一連の流れは、長くても一週間程度で完結します。
流石に、Nothing に対してもそこまでの対応を求めるわけではありません。とはいっても、今回国内版「Phone (2a)」の初期不良に伴う返品交換をお願いしてみて感じたことは、Nothing が “まだこういう事案に慣れていない” ということでした。20 往復以上のメールのやり取りからもお分かりおただけると思いますが、ユーザー側にもかなりの労力となります。
初期不良は仕方のないことなのでそこまで憤ることもありませんが、その対応については改善点が多々あると感じたので、是非今後はもっとスムーズに事が進むよう改善していって欲しいところです。
やっと国内版「Phone (2a)」を運用できる。待ち遠しかった。
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