この記事のポイント
- Google、開発者向け YouTube チャンネル「Android Developers」内で発表していた “ハードウェアの制限” を理由とした「Pixel 8」に対する「Gemini Nano」未提供の方針を変更
- 次回の「Feature Drop」で開発者プレビューとして「Pixel 8」に「Gemini Nano」を提供
- おそらく 2024 年 5 月 14 日(火)より開催される開発者向けイベント「Google I/O 2024」で詳細発表されると予想
Google は 2024 年 3 月 7 日(木)に公開した開発者向け YouTube チャンネル「Android Developers(@AndroidDevelopers)」で公開された動画「#TheAndroidShow: the latest from MWC’24, Gemini Nano, Android 15 and more!」の中で、新世代 Google Pixel デバイス下位モデル「Pixel 8」には “ハードウェアの制限” を理由として最先端大規模言語モデル「Gemini Nano」を提供しないと発表していましたが、この方針は変更された模様です。
Google は、次回提供の Google Pixel デバイス新機能「Feature Drop」にて、開発者プレビューとして「Pixel 8」に「Gemini Nano」提供すると発表しました。「Pixel 8」の「Gemini Nano」提供は開発者プレビューとなるため本格提供というわけではないのかもしれませんが、今回改めて Google が発表したということはだいぶ開発も進んでいるということなのでしょう。
またこれらについての詳細については、おそらく 2024 年 5 月 14 日(火)より開催される開発者向けイベント「Google I/O 2024」で発表されると予想されます。
ちなみに新世代 Google Pixel デバイス上位モデル「Pixel 8 Pro」に提供されている「Gemini Nano」は、「レコーダー」アプリの要約機能や「Gboard」の「スマートリプライ」強化など、ネットワーク接続がない状況における AI 機能の提供や AI 機能の強化が特徴となっています。
We’re also going to expand the roll out of Gemini Nano to Pixel 8 users as a developer preview with the next Pixel Feature Drop. It will power two expanded features: Summarize in Recorder and Magic Compose in Messages.
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Source:Google
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