この記事のポイント
- Google、2024 年 3 月版「Feature Drop」の一つ「アプリの画面共有」の最新 Android 14(Android 14 QPR2)における OS ベースの実装を発表
- 「アプリの画面共有」は「画面のキャスト」「スクリーン レコード」で指定した 1 つのアプリ画面のみを画面共有できる機能
- さらに「Google Meet」などの「MediaProjection」API をサポートするアプリでも「アプリの画面共有」を利用可能
Google は 2024 年 3 月 11 日(月)、Google Pixel デバイス新機能「Feature Drop」の 2024 年 3 月版の一つとして提供開始した「アプリの画面共有」の、Android 14 での OS ベースの実装を発表しました。
2024 年 3 月版「Feature Drop」の一つ「アプリの画面共有」は、「Google Cast」によるスクリーンキャスト機能「画面のキャスト」や画面録画機能「スクリーン レコード」を利用する際に、画面全体ではなく指定した 1 つのアプリ画面のみを画面共有できる機能です。さらに、ビデオ会議サービス「Google Meet」でも「アプリの画面共有」を利用することができます。
「アプリの画面共有」は 2024 年 3 月版「Feature Drop」の一つということで、Google Pixel デバイス向け新機能として提供開始されたのですが、最新の Android 14(Android 14 QPR2)を実装する Google Pixel デバイス以外の Android デバイスでも利用できる模様。「Android 14 QPR2」バージョンの最新 Android 14 を実装する Android デバイス自体まだ少数ですが、今後続々と「アプリの画面共有」に対応する Android デバイスは増えてくると予想されます。
ちなみに「Google Meet」における「アプリの画面共有」は、画面コンテンツのキャプチャやシステムオーディオの録音をアプリに対して許可する新 API「MediaProjection」が用いられています。つまり、「MediaProjection」API をサポートするアプリであれば、「アプリの画面共有」を利用できるようになるということです。
「アプリの画面共有」に対応するアプリも、今後増えてくるのでしょう。特にゲームアプリに「アプリの画面共有」が実装されれば、プライバシーを保護したまま安全にゲーム配信を行うこともできるようになります。
Source:Google
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