この記事のポイント
- Google、最新版「Wear OS 4」における大幅な機能拡張を発表
- 基本的な設計変更とハイブリッドインターフェース導入
- 通常使用時における最大 100 時間のバッテリー寿命と高度なパフォーマンスの維持を実現
Google は 2024 年 2 月 26 日(月)、ウェアラブル OS「Wear OS」の最新版「Wear OS 4」における大幅な機能拡張を発表しました。
今回発表された「Wear OS 4」における大幅な機能拡張は、同日 OnePlus から発表された新型 Wear OS スマートウォッチ「OnePlus Watch 2」に合わせた発表です。Google によると、「Wear OS 4」プラットフォームにおける基本的な設計変更とハイブリッドインターフェースに導入により、通常使用時における最大 100 時間のバッテリー寿命と高度なパフォーマンスの維持を実現した模様。
「Wear OS」スマートウォッチには強力なアプリケーションプロセッサ(AP)と超低電力コプロセッサマイクロコントローラユニット(MCU)含むデュアルチップセットアーキテクチャが備わっているのですが、最新「Wear OS 4」に導入されるハイブリッドインターフェースによって AP と MCU 間のインテリジェンスな切り替えに対応。これにより、例えば不要な AP 動作を停止しつつデータ処理に MCU を用いることで、バッテリー寿命とパフォーマンスの維持が実現します。
要は、「Wear OS」スマートウォッチに実装される AP と MCU を効率良く且つ無駄なくシームレスに動作させることにより、バッテリー寿命とパフォーマンスが最大限に生かされるというわけです。
「Wear OS 4」に導入されるハイブリッドインターフェースではこのほかにも、ワークアウト時のセンサーデータを MCU で処理することによって実現するバッテリー消費抑制やウォッチフェイスのバッテリー消費抑制など、様々な恩恵を受けることが可能。長らく「Wear OS」スマートウォッチの課題となっているバッテリー持続時間問題が、「Wear OS 4」に導入されるハイブリッドインターフェースによってついに解決するかもしれません。
「OnePlus Watch 2」に続く最新「Wear OS」スマートウォッチにも、かなり期待ができますね。
Source:Google
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