この記事のポイント
- Google、Android 向けスタンドアロン「Google Pay」アプリを 2024 年 6 月 4 日(火)をもって米国での提供終了
- スタンドアロン「Google Pay」アプリは 2020 年 9 月にインドとシンガポール、2020 年 11 月に米国で提供開始
- Android 用モバイル決済サービスを「Google ウォレット」に一本化
Google は 2024 年 2 月 22 日(木)、当初 2020 年 9 月にインドとシンガポールで、2020 年 11 月に米国で提供を開始した、オープンソースモバイルアプリケーションフレームワーク「Flutter」で作成された Android 向けのスタンドアロン「Google Pay」アプリを、2024 年 6 月 4 日(火)をもって米国での提供を終了すると発表しました。
スタンドアロン「Google Pay」アプリは、インド / シンガポール / 米国で提供されているわけですが、その後提供が拡大されることもなく、現在では「Google ウォレット」アプリが Android におけるモバイル決済アプリがメインとなっています。「Google ウォレット」アプリはインド / シンガポール / 米国でも提供されているため、つまりこれらの国では Android 向けモバイル決済サービスとしてスタンドアロン「Google Pay」アプリと「Google ウォレット」アプリの 2 つが存在しているわけです。
ちなみにスタンドアロン「Google Pay」アプリでは、銀行口座連携機能「Google Plex」による送金を利用できるなど、「Google ウォレット」アプリとは異なる仕様です。しかし米国では、2024 年 6 月 4 日(火)をもってスタンドアロン「Google Pay」アプリの提供が終了し、Android 用モバイル決済サービスは「Google ウォレット」に一本化されます。
これにより、米国では「Google Plex」を利用した送金も 2024 年 6 月 4 日(火)までの提供となります。ただし、インド / シンガポールでは引き続きスタンドアロン「Google Pay」アプリが提供される模様です。
「Google Pay」アプリリンク
Source:Google
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