この記事のポイント
- Google、報道機関やジャーナリスト向けオープンソースデータ分析ツール「Pinpoint」に AI を活用した新機能を追加
- 文書の重要なポイントや主要テーマを抽出してくれる生成 AI 機能と、文書にまたがる同様構造データを「Google スプレッドシート」にわかりやすくまとめて変換してくれるデータテーブル変換の 2 つの新機能
- 生成 AI 機能は英語(米国 / アルゼンチン / ブラジル / チリ / インド / メキシコ)、データテーブル変換は全世界で利用可能
Google は 2024 年 2 月 1 日(木)、報道機関やジャーナリスト向けオープンソースデータ分析ツール「Pinpoint」に AI を活用した新機能を追加し、早期アクセス版として提供開始しました。
「Pinpoint」は、大規模なデータセットを効率的に分析してデータ抽出などを行ってくれる、「Google Cloud Platform」動作の報道機関やジャーナリスト向けツールです。音声ファイルのテキスト化と検索機能など、様々な機能が実装されています。
そしてこの「Pinpoint」に AI を活用する新機能として、文書の重要なポイントや主要テーマを抽出してくれる生成 AI 機能と、文書にまたがる同様構造データを「Google スプレッドシート」にわかりやすくまとめて変換してくれるデータテーブル変換の、2 つの機能が提供されます。これらは、膨大な文書から重要なポイントや主要テーマを探ったり、文章にまたがってちりばめられたデータをわかりやすくまとめたりなど、報道用資料を作成する際の効率的な調査と時間節約実現する新機能です。
「Pinpoint」に追加される AI 活用新機能は、早期アクセス版となるため専用フォームからの申し込みが必須です。また、生成 AI 機能は英語(米国 / アルゼンチン / ブラジル / チリ / インド / メキシコ)での提供となり、データテーブル変換は全世界で利用可能となります。
Source:Google
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