当サイト「Jetstream」管理人兼ライターの石井順です。いつもご覧いただき、誠にありがとうございます。
2024 年 1 月下旬、家電情報サイト「BCN+R」にて、「やられた！OSMO POCKET 3のアクティベーション詐欺──Google PlayにあるDJI公式アプリの「偽物」に近づくな」という記事が公開されていました。この記事の内容をざっくりと要約すると、Android アプリストア「Google Play ストア」に出てくる中国ドローンメーカー「DJI」の名を語るアプリはフィッシングアプリなのでインストールしてはダメ、という感じです。
これはなぜかというと、「DJI」が 2021 年 12 月に米商務省によって禁輸リスト（エンティティリスト）に入れられてしまった影響により、「Google Play ストア」で公式アプリを配信できなくなったため。「DJI」は公式サイトの「ダウンロードセンター」にて、Android 用の各種公式アプリの APK ファイルを公開しているのですが、これを逆手にとって「DJI」の名を語る偽物アプリが「Google Play ストア」に溢れてしまっているわけです。
「BCN+R」ライターの道越一郎氏はこれに気づかず偽物アプリをインストールしてしまい、セキュリティコードも含めたクレジットカード情報を抜き取られてしまった模様。ご愁傷様です。
当サイトでも以前より、DJI 製ジンバル or アクションカム用コンパニオンアプリ「DJI MIMO」のアップデート情報をお送りする中で、Android 版「DJI MIMO」アプリは「DJI」公式サイト「ダウンロードセンター」で公開されている APK ファイルを Android デバイスにダウンロードしてからインストールする仕様となっていることを発信してはいるものの、「BCN+R」ライター道越一郎氏のような事案は跡を絶ちません。ということで、今一度注意喚起です。
特に「DJI」製品を Android とペアリングして利用する場合は、「DJI」公式サイト「ダウンロードセンター」で公開されている各種専用アプリの APK ファイルをダウンロードして Android にインストールする必要があります。2024 年 1 月現在も「Google Play ストア」では「DJI」公式アプリは公開されていないので、この点十分注意してください。
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