この記事のポイント
- Google、Android / iOS 版「Google」アプリの[🎙(マイク)]ボタンの仕様変更を発表
- 「Google アシスタント」の起動から「Google 音声検索」起動に変更
- Android / iOS 版「Google」アプリのアプリバージョンが古い場合はアップデートも催促
Google は 2024 年 1 月 11 日(木)、AI アシスタント「Google アシスタント」にて利用頻度の低い一部機能の提供を順次終了すると発表すると共に、Android / iOS 版「Google」アプリの[🎙(マイク)]ボタンの仕様変更も合わせて発表しました。
Android / iOS 版「Google」アプリの[🎙(マイク)]ボタンをタップすると、現状では「Google アシスタント」が起動する仕様なのですが、今後は「Google 音声検索」が起動する仕様に変更されます。「Google アシスタント」を利用するには、Android の場合は[OK Google]ボイスコマンドを使用するか電源ボタン長押しなどの「Google アシスタント」起動操作、iOS の場合は「Google アシスタント」アプリを直接起動する操作が必要となります。
特に iOS の場合、「Google」アプリの[🎙(マイク)]ボタンから「Google アシスタント」を起動できなくなるため、スマートホーム(Google Home)デバイスを操作するために[🎙(マイク)]ボタンから「Google アシスタント」を起動していたユーザーは注意が必要です。仕様変更後は、「Google アシスタント」アプリを直接起動する必要があります。
このほか、Android / iOS 版「Google」アプリにてアプリバージョンが古いままの場合、アップデートを促す通知も表示されるようになります。これは、Android 版「Google」アプリの場合は、アプリバージョン v12 以下の場合に表示されるようになります。すでに配信されている最新の Android / iOS 版「Google」アプリもしくは iOS 版「Google アシスタント」アプリにアップデートしておけば、特に問題はありません。
これらの「Google アシスタント」と Android / iOS 版「Google」アプリの仕様変更はおそらく、昨年 2023 年 10 月 4 日(水)開催 Google 新製品発表イベント「Made by Google ’23(#MadebyGoogle 23)」にて発表された「Google アシスタント」と「Bard」が融合した新しい AI サービス「Assistant with Bard」への移行に伴う仕様変更と予想されます。
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Source:Google
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