この記事のポイント
- 「デジタル庁」、2023 年 10 月 5 日(木)に行われた「マイナンバーカードの機能のスマートフォン搭載に関する検討会(第 4 回)」議事録を公開
- 今後「マイナンバーカード」に記載されている[氏名][住所][生年月日][性別][顔写真][個人番号]をアプリに記録可能に
- 「マイナンバーカード」をアプリ化して本人確認用として活用可能に
日本政府機関「デジタル庁」は 2023 年 12 月 27 日(水)、2023 年 10 月 5 日(木)にオンラインで行われた「マイナンバーカードの機能のスマートフォン搭載に関する検討会(第 4 回)」議事録を公開しました。
そしてその中で、身分証明カード「マイナンバーカード」に記載されている[氏名][住所][生年月日][性別][顔写真][個人番号]を、今後アプリに記録できるようにし、「マイナンバーカード」をアプリ化して、本人確認用として活用できるようにする新機能の搭載について検討している旨が明らかとなりました。要は、現状プラスチックカード型の「マイナンバーカード」をスマートフォンに格納し、銀行口座の開設や携帯電話の契約の際などに用いることができるようになるということです。
現状 Android では、「マイナンバーカード」に記録された電子証明書を取り込むことができる「スマホ用電子証明書搭載サービス」が開始されていますが、「スマホ用電子証明書搭載サービス」はあくまでも「マイナンバーカード」のごく一部の機能です。しかし今後「マイナンバーカード」をそのままスマートフォンに取り込めるようになり、身分証明などの本人確認として活用できるようになります。
ただし、まだ「マイナンバーカード」アプリ化のスケジュールなどは発表されておらず、あくまでも検討段階の内容です。それよりも、iOS における「スマホ用電子証明書搭載サービス」の方が先ですしね。
事務局: スケジュールについては、スピード感を持って進めたいと考えている。今後については、検討中であるため、検討結果については、先生方にご意見を賜りたいと考えている。
マイナンバーカードの機能のスマートフォン搭載に関する検討会(第4回)|デジタル庁
Source:デジタル庁
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