Google IO 2026

「Google I/O 2026」12個のハイライト

この記事のポイント
  • Google、開発者向けイベント「Google I/O 2026」にて発表した新機能や新サービスをショート動画も交えて紹介するハイライト記事を公開。
  • 「Google I/O 2026」ではいつものごとく、盛りだくさんの内容が発表。
  • 「Google I/O 2026」基調講演の中から、12 個が紹介。

Google は現地時間 2026 年 5 月 28 日(木)、2026 年 5 月 19 日(火)開催開発者向けイベント「Google I/O 2026」の基調講演にて発表した新機能や新サービスを、ショート動画も交えて紹介するハイライト記事を公開しました。

「Google I/O 2026」ではいつものごとく、盛りだくさんの内容が発表されました。特に AI 関連の発表が多かったのですが、生成 AI が登場して以降、Google による開発スピードも爆速となり、それに伴って新機能 / 新サービス / アップデートなどの内容も拡充されていっている気がします。

今回の記事では、そんな「Google I/O 2026」基調講演の中から、12 個が紹介されています。

「Gemini Omni」

「Gemini Omni」

Google は「Google I/O 2026」において、画像 / 音声 / 動画 / テキストなどのマルチモーダルな入力を組み合わせた高品質な動画生成だけでなく、動画編集にも対応する新しい AI モデル群「Gemini Omni」を正式発表しました。

「Gemini Omni」は、自然な会話でより簡単に動画生成と編集を指示できる新しい AI モデル群です。キャラクターの一貫性や、シーンの文脈を維持したまま動画内の要素を変更したり、新しいオブジェクトを追加したりなどを、自然な会話で指示することができます。

また、ユーザー自身の見た目と声を学習させたデジタルアバターを生成し、そのデジタルアバターを動画内に登場させる機能も搭載。テンプレートも用意されているので、専門的な機材や技術を持たないユーザーでも、手軽に動画生成や編集が可能です。

まずは「Gemini Omni」の最初のモデルとなる「Gemini Omni Flash」が、日本を含む世界中の「Google AI Plus」「Google AI Pro」「Google AI Ultra」メンバーシップ向けに、「Gemini」アプリと「Flow」にて展開されます。また、「YouTube ショート」では、無料で利用できるようになる予定です。

なお「Gemini」アプリにおける「Gemini Omni(Gemini Omni Flash)」では、自分そっくりの見た目と声を持つカスタム「AI アバター」作成機能も実装されていますが、現時点では英語環境向けの展開です。日本語環境ではまだ利用できません。

重要:

  • 現在、アバターは EEA、スイス、英国ではご利用いただけません。
  • 現在、アバターは英語でのみサポートされています。
Gemini アプリでアバターを作成して使用する – パソコン – Gemini アプリ ヘルプ

「Gemini 3.5 Flash」

「Gemini 3.5 Flash」

Google は「Google I/O 2026」において、Google AI「Gemini」 の最新モデル群「Gemini 3.5」を正式発表しました。

「Gemini」最新 AI モデルとなる「Gemini 3.5」は、AI エージェントとしての能力が飛躍的に高まった点が最大の進化点です。その「Gemini 3.5」の第一弾として、エージェント処理とコーディングにおいて最先端のパフォーマンスを発揮する「Gemini 3.5 Flash」がリリースされています。

「Gemini 3.5 Flash」では、その名の通り処理速度の速さが特徴で、ほかの AI モデルと比べても最大 4 倍ものスピードでの回答を実現しました。もちろん、高い品質の回答も維持しています。

「Gemini 3.5 Flash(3.5 Flash)」は、日本を含む世界中のすべてのユーザーが、「Gemini」アプリにて利用可能です。なお、来月 2026 年 6 月には、「Gemini 3.5 Pro」もリリース予定です。

「Agentic Search」

「Agentic Search」

Google は「Google I/O 2026」において、「Google 検索」に導入する「Agentic Search」を発表しました。

「Agentic Search」は、タスクに対応してバックグラウンドで 24 時間 365 日稼働する複数の AI エージェントを作成し、最も重要な最新情報を素早く入手できるようになる AI 検索エージェント機能です。ブログ / ニュース / SNS の投稿など、WEB 上のあらゆる情報や、金融 / ショッピング / スポーツに関するリアルタイム情報といった最新の分析データなどを監視することで、ユーザーが希望する最新情報を拾ってきたり、ユーザーからの質問に対して的確に回答してくれるようになります。

「Agentic Search」ではたとえば、引っ越しを検討していて希望条件が定まっている場合に、その希望条件に合う物件情報が賃貸サイトに公開されると通知してくれます。このように、日常に役立つ機能が展開されます。

「Agentic Search」は、「Google AI Pro」「Google AI Ultra」メンバーシップ機能として、2026 年夏に展開される予定です。

「Agentic coding in Search」

「Agentic coding in Search」

Google は「Google I/O 2026」において、「Google 検索」に導入する大幅な拡張機能「Agentic coding in Search」を発表しました。

「Agentic coding in Search」では、「Google 検索」に最新 AI モデル「Gemini 3.5 Flash」と自律型コード生成プラットフォーム「Google Antigravity」の技術が直接統合され、ユーザーの質問や目的に応じたインタラクティブなカスタム UI やシミュレーターなどのコンテンツ生成や、タスク管理用の「ミニアプリ」生成といった、検索結果画面上でリアルタイムに自動でプログラミングをしてコンテンツを構築する機能が導入されます。たとえば、ユーザーが天体物理学の概念を理解しようとしたり、時計が動く仕組みを視覚的に知りたいと考えて「Google 検索」を行った際、「Agentic coding in Search」がその場でプログラミングコードを生成し、インタラクティブな視覚グラフィックや表、グラフ、シミュレーターなどを組み合わせた独自のコンテンツを生成してくれます。

この「Agentic coding in Search」におけるコンテンツ生成機能は、2026 年夏から世界中のすべてのユーザーを対象に、無料で展開される予定です。

「Daily Brief」

「Daily Brief」

Google は「Google I/O 2026」において、一日のスケジュールや主要タスク、そのほか最新情報を一つにまとめたブリーフィングとして毎朝メールでお届けしてくれる新しい生産性向上機能「Daily Brief」を正式発表しました。

「Daily Brief」は、昨年 2025 年 12 月 16 日(火)より米国とカナダ向けに開発初期段階の実験的プロジェクトプラットフォーム「Google Labs」にて展開されている、Google AI「Gemini」搭載 AI エージェント機能「CC」をベースとした、新しい AI エージェントです。オプトインすると、「Gmail」「Google カレンダー」「Google ドライブ」そして WEB 全体と連携し、一日のスケジュールや主要タスク、そのほか最新情報を一つにまとめたブリーフィングとして毎朝メールでお届けしてくれるようになります。

また「Daily Brief」では、最新のまとめ情報だけでなく、すぐに実行できる次のステップまで提案してくれる仕様です。目標達成に向けて、ユーザーを積極的に導いてくれます。

「Daily Brief」は、米国の「Google AI Plus」「Google AI Pro」「Google AI Ultra」メンバーシップ向けに順次展開されます。日本展開については、今のところ不明です。

「Universal Cart」

「Universal Cart」

Google は「Google I/O 2026」において、「Google ショッピング」に導入するインテリジェントカート機能「Universal Cart」を発表しました。

「Universal Cart」は、複数の販売店やサービスに対応する、Google AI「Gemini」搭載の仮想カート機能です。「Google 検索」「Gemini」「YouTube」「Gmail」などから商品を「Universal Cart」に追加することができ、「Universal Cart」に追加された商品に対するセール情報などが随時提供されるようになります。また、ベースとなる「Gemini」の AI モデル性能向上に伴い、「Universal Cart」の利便性も向上していきます。

「Universal Cart」は、米国の「Google 検索」と「Gemini」アプリで 2026 年夏に順次展開される予定です。その後、「YouTube」や「Gmail」にも展開拡大されます。

「Neural Expressive」

「Neural Expressive」

Google は「Google I/O 2026」において、Google AI「Gemini」アプリに導入する新デザイン言語「Neural Expressive」を正式発表しました。

「Neural Expressive」は、滑らかなアニメーション / 鮮やかな色彩 / 新しいタイポグラフィ / 触覚フィードバックを備える、斬新で魅力的なデザイン言語です。「Neural Expressive」が導入された「Gemini」では、より魅力的でわかりやすい回答のために、長文テキストだけでなく、豊富な画像 / インタラクティブなタイムライン / ナレーション付き動画 / ダイナミックなグラフィックも組み込まれます。

「Neural Expressive」は、全世界の WEB / Android / iOS 版「Gemini」アプリ向けに順次展開されます。

「Gemini Spark」

「Gemini Spark」

Google は「Google I/O 2026」において、24 時間 365 日デジタルライフをサポートする、「Google AI Ultra」メンバーシップ向けのパーソナル AI エージェント「Gemini Spark」を正式発表しました。

「Gemini Spark」は、「Google AI Ultra」メンバーシップ向けに展開されている「Gemini Agent」の進化モデルです。Google 開発の次世代自律型 AI プログラミング環境「Google Antigravity」をベースに、「Gmail」「Google ドキュメント」「Google スプレッドシート」などのグループウェア「Google Workspace」ツールが統合され、PC を閉じていたり、スマートフォンがロック状態にあっても、タスクの代行をバックグラウンドで実行してくれます。

「Gemini Spark」は、「Canva」「OpenTable」「Instacart」といった外部データやシステムとの MCP(Model Context Protocol)接続もサポートします。このサポートリストは今後さらに拡大されていく予定で、それと共に新機能も続々と追加されます。

このほか、テキストメッセージやメール送信、カスタムサブエージェントの作成、ローカルブラウザ操作などの新機能も追加予定です。

macOS 版「Gemini」大規模アップデート

macOS 版「Gemini」大規模アップデート

Google は「Google I/O 2026」において、2026 年 4 月中旬にリリースした macOS 版「Gemini」アプリ(Gemini on macOS)の大規模アップデートを発表しました。

macOS 版「Gemini」アプリには 2026 年夏、「Google AI Ultra」メンバーシップ向けのパーソナル AI エージェント「Gemini Spark」が導入されます。これにより、ローカルファイル関連作業やデスクトップワークフローの自動化などが実現します。

また、次世代インテリジェントシステム「Gemini Intelligence」に導入される、「Gboard」アプリの新しい音声入力機能「Rambler」の、 macOS 版「Gemini」アプリへの統合も予定されています。「Rambler」では、“えーと” や “あのー” といった音声入力時の言いよどみの自動削除のほか、冗長な繰り返しを自動で整理して要点だけを抽出します。

「Android XR」インテリジェントアイウェア

「Android XR」インテリジェントアイウェア

Google は「Google I/O 2026」において、クロスプラットフォーム OS「Android XR」搭載のインテリジェントアイウェアシリーズ「オーディオグラス」「ディスプレイグラス」を正式発表しました。

「オーディオグラス」は、音声によってユーザーサポートを提供してくれるアイウェアで、「ディスプレイグラス」は、マイクロディスプレイ搭載のアイウェアです。「オーディオグラス」「ディスプレイグラス」共に、“OK Google” のホットワードから Google AI「Gemini」に話しかけるか、フレームの側面をタップするだけで動作します。

そして「Google I/O 2026」では、Samsung とアイウェアブランド「Gentle Monster(ジェントルモンスター)」「Warby Parker(ワービーパーカー)」によって開発された、2 つの「オーディオグラス」コレクションが初披露されました。これらの「Android XR」搭載インテリジェントアイウェアは、2026 年秋に登場予定です。

「SynthID」

「SynthID」

Google は「Google I/O 2026」において、デジタル透かし技術「SynthID」の検証機能とパートナーシップの展開拡大を発表しました。

AI 生成コンテンツを検証するデジタル透かし技術「SynthID」検証機能は今後、「Google 検索(Google レンズ / かこって検索)」や「Chrome」にも実装されます。これにより、ユーザーは目の前の画像が AI によって生成されたものかどうかを簡単に確認できるようになります。

さらに Google は、コンテンツの改変履歴を識別する「C2PA コンテンツ認証」の検証機能も導入します。この「C2PA コンテンツ認証」検証機能は、コンテンツがカメラで撮影されたオリジナルの状態のままなのか、あるいはどのようなツールで変更されたのかを判別するもので、「Gemini」アプリを皮切りに、数か月以内には「Google 検索」や「Chrome」にも展開される予定です。

そして、業界全体の取り組みとして、OpenAI / Kakao / ElevenLabs といった企業が自社の AI 生成コンテンツに「SynthID」技術を採用するほか、NVIDIA も同技術を動画モデルに活用します。また、「C2PA コンテンツ認証」の標準化推進に向けた Meta との連携により、Google Pixel デバイスの「Pixel カメラ」アプリで撮影した写真や動画が、AI 改変のない本物として「Instagram」上で自動的に認識され、ラベル表示されるようになります。

このほか、デジタル透かし技術「SynthID」に関連する技術拡張として、「Pixel 8」「Pixel 9」「Pixel 10」シリーズの「Pixel カメラ」アプリで撮影した動画への、「C2PA」規格のコンテンツ認証(Content Credentials)付与も発表されています。

「Gemini for Science」

「Gemini for Science」

Google は「Google I/O 2026」において、科学探究の規模と精度を拡大するために設計された、新しい科学ツールと実験のコレクション「Gemini for Science」を発表しました。

「Gemini for Science」では、高度な推論および研究機能に加え、「Deep Think」「Deep Research」をベースとした新たな実験、「Google Antigravity」などのエージェント型プラットフォームを 30 以上の主要な生命科学データベースやツールに接続するための「Science Skills」も含まれています。

Source:Google(https://blog.google/innovation-and-ai/technology/ai/io-2026-keynote-moment-videos/

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