- Google、Android エコシステムの選択肢とオープン性拡大の新時代として、アプリ開発者向けに重要なアップデートを 3 つ発表。
- 課金オプションの拡充、「登録済みアプリストアプログラム」、そして開発者支援のための価格引き下げと新しい「アプリエクスペリエンスプログラム」。
- 世界各国において Google と「Epic Games」の間で争われていた、アプリストアの配信や決済システムに関するすべての法的な紛争の全面的な和解も発表。
Google は 2026 年 3 月 4 日(水)、Android エコシステムの選択肢とオープン性拡大の新時代として、アプリ開発者向けに重要なアップデートを 3 つ発表しました。
発表された重要な 3 つのアップデートは、課金オプションの拡充、「登録済みアプリストアプログラム」、そして開発者支援のための価格引き下げと新しい「アプリエクスペリエンスプログラム」です。このほか、世界各国において Google と「Epic Games」の間で争われていた、アプリストアの配信や決済システムに関するすべての法的な紛争の全面的な和解も発表されています。
課金オプションの拡充
課金オプションの拡充では、従来の「Google Play」が提供する決済システムに加えて、アプリ開発者が自社で用意した独自の決済システムをアプリ内に組み込みユーザーへと提供できるようになります。
課金オプションの拡充が行われることにより、ユーザーはアプリ内での決済方法をより自由に選択できるようになります。
「登録済みアプリストアプログラム」の導入

「登録済みアプリストアプログラム」は、Google の要件を満たして登録されたサードパーティ製アプリストア向けの、Android デバイスへのインストール手順短縮 / 簡略化プログラムです。
「登録済みアプリストアプログラム」が導入されることにより、ユーザーが「登録済みアプリストアプログラム」参加済みサードパーティ製アプリストアを Android デバイスにインストールする際の操作ステップや警告画面が減少し、より直接的かつ迅速にインストールできるようになります。
価格引き下げと「アプリエクスペリエンスプログラム」
「Google Play」の手数料は、現在でも主要アプリストアの中で最低水準ですが、今回のアップデートにより、課金システム利用料を分離した新たなビジネスモデルが導入され、開発者の負担がさらに軽減されます。
具体的には、「Google Play」の課金システムを利用する場合、サービス手数料とは別に市場固有の課金システム利用料(欧州経済領域 / 英国 / 米国では 5%)が適用されます。その上で、新規インストール時のアプリ内購入(IAP)のサービス手数料が、これまでの 30% から 20% に引き下げられます。
また、優れたソフトウェア体験の構築を奨励するため、新たな「アプリエクスペリエンスプログラム」の立ち上げと「ゲームレベルアッププログラム」の刷新が行われます。これらのプログラムに参加する開発者には、さらに優遇された手数料率が適用され、既存インストールの IAP は 20%、新規インストールの IAP は従来の 30% から半減となる 15% へと引き下げられ、定期購読のサービス手数料は 10% となります。
重要な 3 つのアップデートのスケジュール
今回発表された重要な 3 つのアップデートは、技術インフラの構築や開発者のスムーズな移行、各地域の規制への適合を確実にするため、段階的なスケジュールで実施されます。
価格引き下げは、まず 2026 年 6 月 30 日(火)までに欧州経済領域 / 英国 / 米国で実施され、2026 年 9 月 30 日(水)までにオーストラリア、そして 2026 年 12 月 31 日(木)までに日本と韓国へと展開されます。最終的に 2027 年 9 月 30 日(木)までに世界中でアップデートが適用される予定です。
また、新たな「アプリエクスペリエンスプログラム」は 2026 年 9 月 30 日(水)までに一部地域(欧州経済領域、英国、米国、オーストラリア)で先行開始された後、上記のスケジュールに沿って順次拡大されます。なお「登録済みアプリストアプログラム」については、2026 年末の Android メジャーリリースに合わせて立ち上げられる予定です。
Source:Google












コメントを残す