この記事のポイント
- Google、Wear OS アプリ / ウォッチフェイス開発者向け情報として、ウォッチフェイスの開発環境移行日を発表
- 2 年前の「Google I/O 2023」で開発者向けに発表された新しいウォッチフェイスフォーマット「WFF(Watch Face Format)」でのウォッチフェイス開発環境に移行するための施策
- 2026 年 1 月 14 日(水)以降は古いウォッチフェイスの開発環境サポートが終了し、「Google Play ストア」にて公開不可に
Google は 2025 年 6 月 12 日(木)、Wear OS アプリ / ウォッチフェイス(文字盤)開発者向け情報として、ウォッチフェイスの開発環境移行日を発表しました。
実は 2025 年 1 月下旬より、Android 開発者向けサポートライブラリ「AndroidX」もしくはウェアラブル開発者向けサポートライブラリ「Wearable Support Library」にて開発されたウォッチフェイスアプリは、すでに「Google Play ストア」にて新規公開ができなくなっています。これは、2 年前の「Google I/O 2023」で開発者向けに発表された新しいウォッチフェイスフォーマット「WFF(Watch Face Format)」でのウォッチフェイス開発環境に移行するための施策です。
そして今回、2026 年 1 月 14 日(水)以降は「AndroidX」や「Wearable Support Library」など、「WFF」未移行の古いウォッチフェイス開発環境サポートが終了し、「Google Play ストア」にて古いウォッチフェイスアプリを公開できなくることが Google から発表されました。ちなみに、「AndroidX」や「Wearable Support Library」で開発された古いウォッチフェイスアプリは、すでに「Google Play ストア」に新規公開ができなくなっているものの、以前より公開されている古いウォッチフェイスアプリのアップデート自体は公開できるようになっています。しかし、2026 年 1 月 14 日(水)以降は古いウォッチフェイス開発環境サポートが終了するため、アップデートも公開できなくなるわけです。
2026 年 1 月 14 日(水)以降は、新しいウォッチフェイスフォーマット「WFF」で開発されたウォッチフェイスアプリのみが、「Google Play ストア」にて公開されるよう完全移行します。すでに Wear OS スマートウォッチにインストールされている古いウォッチフェイスアプリは 2026 年 1 月 14 日(水)以降も利用はできるものの、アップデートは配信されなくなるため、そのうち利用できなくなるかもしれません。
Source:Google
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