この記事のポイント
- Google、「Google I/O 2025」において、グループウェア「Google Workspace」の AI 活用動画作成アシスタントサービス「Google Vids」の機能強化を発表
- スライドファイルの動画変換、自動トランスクリプトトリミング、「バランスサウンド」機能、AI アバターの 4 つが提供
- 2025 年 6 月より順次提供
Google は 2025 年 5 月 20 日(火)に開催した開発者向けイベント「Google I/O 2025」において、グループウェア「Google Workspace」の AI 活用動画作成アシスタントサービス「Google Vids」の機能強化を発表しました。
「Google Vids」の機能強化では、スライドファイルの動画変換、自動トランスクリプトトリミング、「バランスサウンド」機能、AI アバターの 4 つが提供されます。スライドファイルの動画変換機能は、「Google スライド」などのスライドファイルを「Google Vids」にアップロードして数回クリックするだけで、ダイナミックな動画に変更してくれる便利な機能です。
もちろん、字幕 / ナレーション / アニメーションなどの様々な要素も挿入可能です。この機能は、2025 年来四半期中に一般提供予定です。
自動トランスクリプトトリミングでは、録音した音声の中の “あー” や “えー” などの不要な要素や不自然な間を Google AI「Gemini」が特定し削除してくれます。また動画の音質にムラがある場合は、「バランスサウンド」機能にて動画全体の音量をワンクリックで調整できるようになります。
トランスクリプトトリミング機能は 2025 年来四半期中に開発中 AI 機能お試しテストプログラム「Google Workspace Labs(Workspace Labs)」の機能として、「バランスサウンド」は 2025 年 6 月中に一般提供予定です。
そして「Google Vids」に、AI アバター機能が提供されます。台本を作成しつつアバターを選ぶだけで、その AI アバターが商品説明などを行ってくれる洗練された動画コンテンツを素早く作成できるようになります。AI アバター機能は、2025 年 6 月中に「Google Workspace Labs」の機能として提供予定です。
Source:Google
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