この記事のポイント
- Google、実験的拡張機能「AI モード(AI Mode)」の米国内展開拡大と、画像認識機能「Google レンズ」によるマルチモーダル検索の導入を発表
- 「Google レンズ」によるマルチモーダル検索導入により、写真を撮影したり画像をアップロードしつつその写真 / 画像に対して質問を行うと、関連する WEB サイトのリンクを含む包括的な回答が返ってくるように
- 一般の Google(Gemini)ユーザーにも展開拡大(ただし米国)
Google は 2025 年 4 月 7 日(月)、先月 2025 年 3 月 5 日(水)より米国における Google 初期実験サービス「Search Labs」の一つとして提供を開始した、生成 AI 活用検索「AI による概要(AI Overview)」の実験的拡張機能「AI モード(AI Mode)」の米国内展開拡大と、画像認識機能「Google レンズ」によるマルチモーダル検索の導入を発表しました。
「AI モード」は、高度な推論 / 思考 / マルチモーダル機能が備わった、Google AI「Gemini 2.0」のカスタムバージョンをベースとする生成 AI 活用検索です。「AI による概要」や「Gemini」アプリのように思い浮かんだことを何でも質問可能で、的確な回答が得られるほか、さらなるフォローアップ質問(Ask AI Mode…)も可能。参照元 WEB サイトのリンク提示なども合わせて、より深堀った検索を行っていくことができます。
そしてこの「AI モード」に、「Google レンズ」によるマルチモーダル検索が新たに導入。写真を撮影したり画像をアップロードしつつその写真 / 画像に対して質問を行うと、関連する WEB サイトのリンクを含む包括的な回答が返ってくるようになりました。
これは、「Google レンズ」の強力な画像検索と Google AI「Gemini」カスタムバージョンの統合により実現する機能です。
「AI モード」は当初、プレミアムサービス「Gemini Advanced」メンバーシップが Google 初期実験サービス「Search Labs」からオプトインすることで利用できましたが、今回の展開拡大にて、一般の Google(Gemini)ユーザーも「Search Labs」からオプトインすることで利用できるよう展開が拡大されています。とはいえ、依然米国内での提供です。
Source:Google
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