この記事のポイント
- Google、「Android 15」メジャーアップデートと共に、新機能やアップグレード機能を盛り込んだ「Feature Drop」改め「Pixel Drop」を発表
- デバイス内に認証を行わないとアクセスできないスペースを作成し、機密性の高いアプリを格納しておくことができる新しいセキュリティ機能「プライベート スペース(Private space)」実装
- Google Pixel デバイスに限らず、「Android 15」以降を実装する Android デバイスにて利用可能
Google は 2024 年 10 月 15 日(火)、Google Pixel デバイスに対して次期 Android OS「Android 15」へのメジャーアップデートを配信開始すると共に、新機能やアップグレード機能を盛り込んだ「Feature Drop」改め「Pixel Drop」を全 19 個発表し、そして順次展開を開始しました。
今回紹介する「Pixel Drop」は、デバイス内に認証を行わないとアクセスできないスペースを作成し、機密性の高いアプリを格納しておくことができる新しいセキュリティ機能「プライベート スペース(Private space)」の実装です。Google Pixel デバイスに限らず、「Android 15」以降を実装する Android デバイスにて、「プライベート スペース」を利用できるようになりました。
「プライベート スペース」は画面ロック解除に加えてさらに認証が必要となるため、他人に見られる可能性がより低くなります。また、画面ロック解除用の認証とは別の認証方法を設定することも可能です。
例えば銀行系アプリやクレジットカード系アプリ、モバイル決済系アプリを「プライベート スペース」に格納しておけば、不正に情報を取得されたりする可能性がかなり低くなります。「Google Play ストア」アプリから「プライベート スペース」用にアプリを個別インストールすることも可能なため、例えば「プライベート スペース」用に「LINE」アプリをインストールするなど、「プライベート スペース」を活用してクローンアプリ的に運用することも可能です。
Source:Google
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