この記事のポイント
- Google、2024 年 5 月 ~ 2024 年 7 月に掛けて導入を予告していた Android デバイスデータ保護機能「リモートロック(Remote Lock)」を、ついに導入
- Android デバイスを盗難されたり紛失した場合に、電話番号確認と簡単なセキュリティチャレンジを行うだけで遠隔画面ロックを行うことができるようになる、応急措置的なデバイスデータ保護機能
- Android デバイスの新しいセキュリティ設定「盗難保護」か、「デバイスを探す」設定内からアクセス可能
Google は 2024 年 10 月 4 日(金)前後、2024 年 5 月 ~ 2024 年 7 月に掛けて「Google システム アップデート」最新情報「Google システム リリースノート」にて導入を予告していた Android デバイスデータ保護機能「リモートロック(Remote Lock)」を、ついに導入しました。
「リモートロック」は、Android デバイスを盗難されたり紛失した場合に、PC やほかのスマートフォンなどで専用 URL(android.com/lock)にアクセスしつつ電話番号確認と簡単なセキュリティチャレンジを行うだけで遠隔画面ロックを行うことができるようになる、応急措置的なデバイスデータ保護機能です。それ自体の設定を ON にするだけで利用できますが、同時に、Android デバイスにて運用している携帯通信会社(キャリア)の電話番号と Google サービスを紐づける設定「電話番号の確認(電話番号を自動で確認)」も自動で ON になります。
つまり、「リモートロック」と「電話番号の確認(電話番号を自動で確認)」は、共に ON にしないと利用できないセキュリティ設定ということです。ちなみに「リモートロック」は、Androd 10 以降を搭載する Android デバイスで利用可能。
「リモートロック」設定には、2024 年 10 月上旬より展開開始された Android デバイスの新しいセキュリティ設定「盗難保護」か、「デバイスを探す」設定内からアクセス可能です。
「リモートロック」を利用するには、Android 10 以降を搭載する Android デバイスにて、Android 版「Google Play 開発者サービス」アプリを最新バージョンにアップデートする必要があります。Android 版「Google Play 開発者サービス」アプリは、2024 年 10 月 3 日(木)時点で v24.39 が最新アプリバージョンです。
ただし 2024 年 10 月上旬現在、「リモートロック」専用 URL(android.com/lock)にアクセスしても「デバイスを探す」リダイレクトされるため、「リモートロック」は実質的にまだ提供開始されていない模様です。
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