この記事のポイント
- 「Google Pixel ヘルプ」にて、廉価版 Google Pixel デバイス「Pixel 6a」「Pixel 7a」で最近多発しているバッテリー膨張問題が報告
- 単なるリチウムイオンバッテリーの劣化とも
- 購入後一年以上が経過しているのであれば、一度保護ケースを外してバッテリーが膨張していないかどうかを確認してみてください
Google 公式ヘルプサイト「Google Pixel ヘルプ」のコミュニティ内にて 2024 年 7 月 14 日(日)に、廉価版 Google Pixel デバイス「Pixel 6a」「Pixel 7a」で最近多発しているバッテリー膨張問題が報告されました。
報告されている「Pixel 6a」「Pixel 7a」バッテリー膨張問題における詳しい原因は不明で、デバイス固有の不具合かどうかも不明ですが、共に発売から 1 年以上が経過しているため単なるリチウムイオンバッテリーの劣化とも考えられます。何にしろ、リチウムイオンバッテリーが劣化するとバッテリー内部でガスが発生し、それがバッテリー膨張の要因となります。
そしてバッテリーが膨張するとディスプレイやリアカバーなどを不自然に押し上げてしまい、本体が変形してしまうことはもちろんですが、カメラの動作がおかしくなったり、NFC / FeliCa が正しく反応しなくなるなどの不具合にもつながります。特に常時充電状態にしていと過充電となる可能性もありバッテリー膨張の危険性が高まるため、日ごろから過充電を行わないようにすることや、「アダプティブ充電」機能を ON にしておくことなどの予防策が重要です。
バッテリー膨張の初期状態は保護ケースを装着したままでは発見しにくいため、購入後一年以上が経過しているのであれば、一度保護ケースを外してバッテリーが膨張していないかどうかを確認してみてください。そして万が一バッテリー膨張が確認された際は、Google の公式サポートに問い合わせてみてください。保証期間外であっても、事象によっては対応してもらえる場合もある模様です。
Source:Google
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