この記事のポイント
- Google、「Gemini」の画像生成機能を一時停止
- 2024 年 2 月 1 日(木)に対話型ジェネレーティブ AI サービス「Bard」向けとして英語環境で提供された機能(その後 Bard が Gemini に改名)
- 入力されたテキストを正確に反映してしまうために逆に意図しない画像が生成されてしまうため
Google は 2024 年 2 月 23 日(金)、2024 年 2 月 1 日(木)に対話型ジェネレーティブ AI サービス「Bard」向けとして英語環境で提供開始した画像生成機能の一時停止を発表しました。
「Bard」の画像生成機能は、Google の AI 研究グループ「Google DeepMind」によって開発された画像生成 AI モデル「Imagen 2」が根幹となる、画像生成 AI 機能です。その後「Bard」は「Gemini」へと改名されていますが、引き続き英語環境に提供されていました。
しかし、この機能はうまく動作しなかった模様。入力されたテキストを正確に反映してしまうために、逆にユーザーが意図しない不正確な人物 / 人種画像が生成されてしまうケースが発生していた模様です。
Google この間違いを認め、今回「Gemini」画像生成機能を一時停止しました。
Google 現在、「Gemini」画像生成機能の改良版の開発に取り組んでいます。その間、画像生成機能は停止されるため、利用できなくなっています。
Source:Google
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