Phone (2a) 以降。「Nothing OS 5.0」2026年10月より順次展開

Nothing OS 5.0
この記事のポイント
  • Nothing、同社製 Android デバイス向けに展開する新世代カスタム OS バージョン「Nothing OS 5.0」を正式発表。
  • まずは、任意で導入が可能なオープンベータ版として、「Phone (3)」向けに 2026 年 8 月 26 日(水)より提供が開始。
  • 発売から 3 年が経過し、OS メジャーアップデートのサポートが終了した Nothing 製 Android デバイス第 2 世代「Phone (2)」には、「Nothing OS 5.0」は提供されません。

英国ベンチャー企業「Nothing Technology(Nothing)」は現地時間 2026 年 8 月 25 日(火)、同社製 Android デバイス向けに展開する新世代カスタム OS バージョン「Nothing OS 5.0」を正式発表しました。

「Nothing OS 5.0」では、新世代 Android OS「Android 17」をベースに、複数の新機能が展開されます。まずは、任意で導入が可能なオープンベータ版として、「Phone (3)」向けに 2026 年 8 月 26 日(水)より提供が開始されます。

その後、数か月かけてオープンベータ版「Nothing OS 5.0」の対応デバイスが順次拡充されつつ、2026 年 10 月中旬より、正式版「Nothing OS 5.0」の展開が順次開始されます。ただし、発売から 3 年が経過し、OS メジャーアップデートのサポートが終了した Nothing 製 Android デバイス第 2 世代「Phone (2)」と、2024 年発売の「CMF Phone 1」には、「Nothing OS 5.0」は提供されません。

なお、オープンベータ版「Nothing OS 5.0」の導入方法については、改めて発表されます。

「Nothing OS 5.0」配信スケジュール

■オープンベータ版「Nothing OS 5.0」
  • Phone (3):2026 年 8 月 26 日(水)〜
  • Phone (4a) Pro:2026 年 9 月上旬 〜
  • Phone (4a):2026 年 9 月下旬 〜
  • Phone (3a):2026 年 9 月下旬 〜
  • Phone (3a) Pro:2026 年 9 月下旬 〜
  • Phone (2a):2026 年 10 月中旬 〜
  • Phone (2a) Plus:2026 年 10 月中旬 〜
  • Phone (3a) Lite:未定
  • Phone (4b):2026 年 12 月中旬 〜
  • CMF Phone 2 Pro:未定
■正式版「Nothing OS 5.0」
  • Phone (3):2026 年 10 月中旬 〜
  • Phone (4a):2026 年 11 月上旬 〜
  • Phone (4a) Pro:2026 年 11 月上旬 〜
  • Phone (3a):2026 年 11 月上旬 〜
  • Phone (3a) Pro:2026 年 11 月上旬 〜
  • Phone (2a):2026 年 11 月中旬 〜
  • Phone (2a) Plus:2026 年 11 月中旬 〜
  • Phone (3a) Lite:2026 年 12 月下旬 〜
  • Phone (4b):2027 年 1 月中旬 〜
  • CMF Phone 2 Pro:2027 年 1 月中旬 〜
「Nothing OS 5.0」配信スケジュール

デザイン刷新

「Nothing OS 5.0」では、システム全体のタイポグラフィやアイコン / 余白 / 質感 / モーションが一新されるなど、全体的にデザインが刷新されます。

中でも大きな変更点が、新たなシステム書体「Geist」の採用です。既存の視認性を高めつつ、「Nothing OS」ならではの個性も両立させる書体としてデザインチームが選定したもので、設定画面やウィジェット、メニューなど、システム全体の視覚的な一貫性を高める役割を担います。

合わせて、設定画面はアイコンや余白、角の形状が見直され、よく使う項目がまとめられるなど、視認性 / 操作性が向上します。ステータスバーのアイコンも新規デザインとなり、電波やバッテリーなどの状態変化がより分かりやすいアニメーションで表示されるようになるほか、カメラアプリのアイコンや操作系も刷新され、QR コード読み取り時に認識結果が画面内で固定表示されるなど、細かな使い勝手も改善されています。

「Nothing Gallery」アプリでは、写真の並び替え / 絞り込み機能やアルバム画面が再設計され、透過素材を用いた新しいデザイン言語が随所に反映されます。

壁紙連動パーソナライズ機能

「Nothing OS 5.0」では、壁紙の色合いに連動してアプリアイコンやウィジェットの配色が自動的に変化する、新たなパーソナライズ機能が導入されます。

ロック画面では、流動的な形状が特徴の新クロックフェイス「Gooey」と、日付 / 天気 / 予定などをまとめて表示する「Micrographics」の 2 種類が追加され、いずれも壁紙の色を反映したカラー設定に対応します。ホーム画面では、複数のアイコンやウィジェットをまとめて選択し、ページをまたいで一括移動できる一括編集機能が追加され、レイアウト変更の手間も軽減されます。

このほか、スマートフォンを操作しなかった時間を可視化する新ウィジェット「Away Time」、カメラや「Nothing Gallery」アプリから集めた写真をコレクションとしてホーム画面 / ロック画面に表示できる「Collector」、「Glyph Interface」関連の機能 / サウンド / スケジュールを一元管理する専用アプリ「Glyph」、ホーム画面から直接タイマーを起動できる「Glyph Timer」ウィジェットなど、新規ウィジェット / アプリも複数追加されます。

なお、透過素材を用いた新デザインテーマ適用ホーム画面と、クロックフェイス「Micrographics」については、現在まだ開発中となるため、オープンベータ版「Nothing OS 5.0」では展開されません。正式版「Nothing OS 5.0」での展開予定です。

UI 高速化

「Nothing OS 5.0」では、アプリ起動やスクロール、タッチ操作への追従性、マルチタスクなど、日常的な操作の応答性が改善され UI 高速化されています。

バックグラウンド管理の最適化により、使用中のアプリへより多くのリソースが割り当てられる一方、よく使うアプリはバックグラウンドで待機しやすくなり、再読み込みの頻度が減ります。また、操作の途中でジェスチャーを逆方向に戻すと、アニメーションもそれに追従して逆再生されるようになるなど、アプリやフォルダ、ウィジェット、マルチタスク画面全体で、より自然な動きが実現します。

Bluetooth「クイック設定タイル」も再設計され、周辺デバイスの検索や接続 / 切断がワンタップで行えるようになります。

「Essential AI」関連機能アップデート

「Essential AI」関連機能のアップデートとして、音声メモ機能「Essential Voice」における処理速度が向上し、より整った形式で文字起こしされるようになります。

段落として残すべき内容と、箇条書きにすべきタスクや要件を自動的に判別するほか、話した内容がリアルタイムで文字として表示されるようになります。また、年内には多言語の「リアルタイム翻訳」機能も追加予定です。

「Essential Space」では、新規コレクション作成時に既存の保存内容から関連するものを自動的に提案する「Smart Collections」機能が追加されるほか、複数の保存内容から共通のトピックが見つかった場合には、新規コレクションの作成を提案する機能も搭載されます。

さらに、対応する外部 AI プラットフォームが「Essential Space」内の保存内容を検索 / 参照できる「Model Context Protocol(MCP)」対応も導入されます。「MCP」は、初期リリース時点では読み取り専用となっており、「Google Play」を通じた「MCP」対応の展開は 2026 年 10 月が予定されています。

このほか、これまで WEB 上でのみ作成可能だった「Essential Apps」を、スマートフォン単体で作成できる「Essential Apps Builder」アプリも新たに追加されます。「Essential Apps Builder」アプリでは、自然言語で作りたいツールの内容を伝えるだけで、コードを書かずにホーム画面へ配置できるウィジェットやツールを作成可能です。

「Android 17」新機能

「Nothing OS 5.0」では、ベースとなる新世代 Android OS「Android 17」実装の新機能も複数展開されます。

通知パネルと「クイック設定タイル」を左右にスワイプで分けて表示できる「分割モード」、iPhone / Android を問わず QR コードとブラウザ経由でファイルを送受信できる「Quick Share」の機能強化、画面収録中に操作しやすいフローティング型の操作パネル、位置情報の共有や AI によるデータ処理などをステータスバー上で 3 色(緑 / 青 / 黄)に色分けして表示するプライバシーインジケーター、対応アプリの進行状況をステータスバーにカプセル状で表示する「ライブ情報」、立体的な表現が加わった 3D 絵文字「Noto 3D」、アプリ単位でダークテーマの適用可否を設定できる「拡張ダークテーマ」、メディア音量とは別に調整できる「アシスタント音量」、画面全体の明るさを上げずに HDR 写真 / 動画のハイライト部分のみを明るく表示する「HDR 輝度補正」、そして最近使ったアプリ画面に「分割画面」や「アプリ情報」などの操作をまとめたピル型メニューを追加した「最近使用したアプリ」画面の刷新など、多岐にわたる改善が加えられています。

Source:Nothing(https://nothing.community/d/61730-nothing-os-50-new-features-explained

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