「Google ウォレット」30秒以上ロック状態でもタッチ決済利用可能に

Google は 2025 年 9 月 1 日（月）に公開した 2025 年 9 月版「Google システム アップデート」最新情報「Google システム リリースノート」の中で、Android / Wear OS 版「Google ウォレット」アプリ向け新機能を発表しました。

今回発表された Android / Wear OS 版「Google ウォレット」アプリ向け新機能は、30 秒以上ロックされた状態でもタッチ決済を利用できるようになる機能です。Android / Wear OS 版「Google ウォレット」アプリでは通常、デバイスがロック状態にある場合には、一旦ロックを解除して本人確認を実行しないと NFC タッチ決済を利用することができません。

ただし交通機関向け支払いにおいてのみ、設定からこの機能を OFF にして、本人確認不要でタッチ決済を実行することは現状可能です。新たに追加される、30 秒以上ロックされた状態でもタッチ決済を利用できるようになる機能は、この本人確認不要による交通機関向け支払い機能の派生機能とは予想されますが、「Google システム アップデート」の中での発表ということで、その詳細は相変わらず不明です。

とりあえず、Android / Wear OS 版「Google ウォレット」アプリ向けの 30 秒以上ロックされた状態でもタッチ決済を利用できるようになる機能は、「Google Play 開発者サービス」アプリ v25.34 以降で実装されます。

「Google Play 開発者サービス」アプリリンク

Source：Google

追記

Wear OS 版「Google ウォレット」アプリにて、最終画面ロック解除後 24 時間以内はいちいち画面ロックを解除する必要なく NFC タッチ決済（Visa のタッチ決済 / Mastercard コンタクトレスなど）での電車やバスへの乗車が可能となる「ウォレットを開かずに乗車」設定が新設されましたが、今回の件はこのことだった模様です。

詳しくは、以下の記事を参照してください。