Scam Detection

ニセ警察詐欺対策に!Google Pixel「不正検出」を

この記事のポイント
  • 2025 年 12 月下旬から 2026 年 1 月上旬に掛けて、「ベータ版テスター」参加済みの「Google の電話アプリ」において、「Pixel 9a」を除く「Pixel 9」以降の Google Pixel デバイス向け機能「不正検出(詐欺検出)」がついに日本国内展開。
  • 「不正検出(詐欺検出)」は、電話が掛かってきた際に通話相手の会話を AI(Gemini Nano)がスクリーニングして詐欺の疑いがある怪しい電話の場合に、通話開始時と通話中にビープ音と画面通知で危険を知らせてくれるユーザー保護機能。
  • 日本における「ニセ警察詐欺」被害額は、2025 年 11 月末時点で 831.9 億円に達し、過去最大最悪となった模様。

2025 年 12 月下旬から 2026 年 1 月上旬に掛けて、「ベータ版テスター」参加済みの「Google の電話アプリ」において、「Pixel 9a」を除く「Pixel 9」以降の Google Pixel デバイス向け機能「不正検出(詐欺検出)」がついに日本国内展開開始されました。

かなり注目度も高まっている、「Google の電話アプリ」の「不正検出」。今回の記事では、その「不正検出」を詳しく紹介させていただきます。

「Google の電話アプリ」の「不正検出(詐欺検出)」は、電話が掛かってきた際に通話相手の会話を AI(Gemini Nano)がスクリーニングして、詐欺の疑いがある怪しい電話の場合に通話開始時と通話中にビープ音と画面通知で危険性を知らせてくれるユーザー保護機能です。昔ながらの「オレオレ詐欺」はもちろん、最近増えてきている、警察官を名乗りつつ逮捕の可能性で不安を煽って現金を振り込ませる「ニセ警察詐欺(特殊詐欺)」から電話があった場合などに、ビープ音と画面通知で詐欺電話であることを知らせてくれるわけです。

ちなみに日本における「ニセ警察詐欺」被害額は、2025 年 11 月末時点で 831.9 億円に達し、過去最大最悪となった模様。つまり、「Google の電話アプリ」の「不正検出」の日本国内解禁は、待望だったわけです。

不正検出は、通話に不正の疑いがある場合に、バックグラウンドで自動的に実行されます。連絡先が自動的にスクリーニングされることはありません。不正検出を使用すると、Google 利用規約に同意したことになります。不正検出は設定でいつでもオフにすることができます。
不正検出は、通話の開始時と、その後数分ごとにビープ音を鳴らして、通話がモニタリングされていることを参加者に通知します。
不正検出は完全にデバイス上で動作し、通話の内容は保存も録音もされません。
不正検出の精度は100%ではありません。また、詐欺師の手法は常に変化しています。知らない番号からの着信があった場合は、必ず慎重にご対応ください。

そもそも「Google の電話アプリ」の「不正検出(詐欺検出)」は 2024 年 11 月当初、米国の「Pixel 6」以降の Google Pixel デバイス向けベータ版として展開が開始され、その後 Google AI モデル「Gemini Nano」を活用する機能として、2025 年 3 月版「Pixel Drop」にて米国英語圏における「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」「Pixel 9 Pro Fold」向けに、ある意味正式展開が開始されました。

さらに 2025 年 4 月版「Pixel Drop」として、米国英語圏における Google Pixel スマートウォッチ「Google Pixel Watch 2」「Google Pixel Watch 3」向けにも展開。そして直近の 2025 年 11 月版「Pixel Drop」では、英国 / アイルランド / インド / オーストラリア / カナダと英語 / フランス語 / ヒンディー語への展開拡大も行われています。

そして、2025 年 12 月下旬より「不正検出」として日本でも展開開始。日本における「不正検出」は、「Pixel 9a」を除く「Pixel 9」以降の Google Pixel デバイスにおいて、「ベータ版テスター」に参加している「Google の電話アプリ」にて利用可能です。

「Google の電話アプリ」の「不正検出」は、デフォルトでは設定が OFF になっていますが、ON にしつつ専用の AI モデルを初回のみダウンロードするだけで利用可能です。ただし、「Pixel 9a」を除く「Pixel 9」以降の Google Pixel デバイスであることと「Google の電話アプリ」を使用していることはもちろん、SIM が設定されていなければ、そもそも「不正検出」設定自体が出てこないので注意が必要です。

「不正検出」設定を ON にすると、以降は着信があった際に自動でスクリーニングが開始され、詐欺の疑いがある怪しい電話の場合にビープ音と画面通知で知らせてくれます。また明らかに詐欺ではない電話だった場合は、画面通知の「詐欺行為ではない」をタップすることで、「不正検出」通知が閉じられます。画面通知からは、ダイレクトに通話を終了することも可能です。

ただ一番注意しなければいけないのは、「Google の電話アプリ」の「不正検出」精度は 100% ではないということです。現時点では「ニセ警察官詐欺」が横行していますが、詐欺グループの手法は常に変化しているため、2026 年はまた新たな詐欺電話が出てくるかもしれません。そのため、そもそも知らない番号や海外番号からの電話があった場合は、慎重に対応する必要があります。

結局、ユーザーのリテラシーを上げなければ、詐欺は撲滅できないということです。

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