この記事のポイント
- Google 公式ヘルプサイト「Google ウォレット ヘルプ」の「サポートされているお支払い方法を確認する(日本)」ページ内 HTML コードにて、「銀行口座 / 送金サービス連携」セクションに新たな動き
- 対応する銀行が「三菱 UFJ 銀行」「みずほ銀行」「ゆうちょ銀行」に変更され、対応サービスが「口座連携・送金対応」に
- 推測されるのは、電子マネー / クレジットカード / パスの登録 / 管理 / キャッシュレス決済サービスが展開されている現行の「Google ウォレット」に、新たに「銀行口座連携」サービスが展開される可能性
JR 西日本提供の交通系 IC サービス「ICOCA」と JR 東海提供の「TOICA」といった新たな交通系 IC(電子マネー)、そしてソフトバンク系の「PayPay マネー」、KDDI 提供の「au PAY」、NTT ドコモ提供の「d 払い」といった新たな NFC タッチ決済セクション「電子ウォレット」が展開される可能性が高まっている、Android デジタルウォレット管理サービス「Google ウォレット」。
その「Google ウォレット」にはこのほかに、「銀行口座 / 送金サービス連携」セクションも追加される可能性があるのですが、2025 年 10 月 13 日(月)、この「Google ウォレット」の「銀行口座 / 送金サービス連携」セクションに新たな動きがありました。今回も、Google 公式ヘルプサイト「Google ウォレット ヘルプ」の「サポートされているお支払い方法を確認する(日本)」ページ内 HTML コードの解析情報で、Google もしくは関連各社の公式発表ではありません。悪しからず。
まず、対応する銀行が、以前までの「ゆうちょ銀行」「楽天銀行」「三菱 UFJ 銀行」「銀行 Pay 系(りそな・横浜・福岡 等)」から「三菱 UFJ 銀行」「みずほ銀行」「ゆうちょ銀行」に変更。そして、対応サービスが「ウォレット残高チャージ」から「口座連携・送金対応」に変更されています。
以前までラインアップされていた「楽天銀行」が削除され、そして「銀行口座 / 送金サービス連携」セクションの対応サービスが「口座連携・送金対応」となり、より明確化されたわけです。
- 前回
<section id="banks" aria-labelledby="banks-heading">
<h2 id="banks-heading">銀行口座 / 送金サービス連携</h2>
<table class="payments-table">
<thead>
<tr>
<th>金融機関 / サービス</th>
<th>対応内容</th>
<th>備考</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>ゆうちょ銀行</td>
<td>ウォレット残高チャージ</td>
<td>口座設定後にチャージ可能</td>
</tr>
<tr>
<td>楽天銀行</td>
<td>ウォレット残高チャージ</td>
<td>オンラインチャージ対応</td>
</tr>
<tr>
<td>三菱UFJ銀行</td>
<td>ウォレット残高チャージ</td>
<td>対応開始(対象外口座あり)</td>
</tr>
<tr>
<td>銀行Pay系(りそな・横浜・福岡 等)</td>
<td>送金 / チャージ連携</td>
<td>各行の銀行Payアプリ連携に準拠</td>
</tr>
</tbody>
</table>
</section>
- 変更後
<tr>
<td colspan="3"><strong>銀行口座 / 送金サービス連携</strong></td>
</tr>
<tr>
<td>三菱UFJ銀行</td>
<td>口座連携・送金対応</td>
<td>株式会社三菱UFJ銀行</td>
</tr>
<tr>
<td>みずほ銀行</td>
<td>口座連携・送金対応</td>
<td>株式会社みずほ銀行</td>
</tr>
<tr>
<td>ゆうちょ銀行</td>
<td>口座連携・送金対応</td>
<td>日本郵政グループ</td>
</tr>
今回の変更で推測されるのは、電子マネー / クレジットカード / パスの登録 / 管理 / キャッシュレス決済サービスが展開されている現行の「Google ウォレット」に、新たに直接的な「銀行口座連携」サービスが展開される可能性です。この「Google ウォレット」の「銀行口座連携」サービスではおそらく、新セクション「電子ウォレット」に登録している「PayPay マネー」「au PAY」「d 払い」への残高チャージと、個人送金が展開されると予想されます。
つまり「Google ウォレット」が、より総合的なデジタルウォレットサービスとして大幅リニューアルされるのでしょう。銀行口座のラインアップについては、今後さらに変更されると予想しています。
また続報入り次第、改めて報告させていただきます。盛り上がってまいりました。
Source:Google
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