Google Pixel 10

設定しやすくなった「片手モード」【Pixel 10 Pro XLレビュー】

2025 年 8 月 28 日(木)に発売された、新世代 Google Pixel デバイス「Pixel 10」シリーズ。私も「Pixel 10 Pro XL」を発売日に入手し、日々運用しています。

当サイトでは、【Pixel 10 Pro XL レビュー】シリーズとして「Pixel 10 Pro XL」を元に「Pixel 10」シリーズに導入された新機能や刷新された UI などを小出しで紹介していきます。今回は、これまで「ユーザー補助」の「システム操作」設定内に格納されていた「片手モード」の、設定簡易化です。

「片手モード」初搭載

Google Pixel デバイスの「片手モード」は、Android 12 以降で実装された、片手操作用の簡易表示モードです。

「片手モード」を起動すると、ディスプレイ表示を画面下半分にし片手操作をしやすくしてくれます。注意していただきたいのは、を画面下半分に UI が集約されるわけではなく、単に画面表示が下半分にズレるだけという点。

なので、「片手モード」のままではアプリのボトムバーが表示されずスワイプしてもたどり着けないなど、若干使い勝手が悪かったりもします。とはいえ、そもそも「片手モード」は一時的にディスプレイ表示を画面下半分にする表示モードで、起動中常に画面下半分表示となるわけではありません。

つまり、片手操作中に届かない画面上部の表示を画面下半分にもっていきたい場合に、一時的に活用すべきジェスチャー操作が「片手モード」ということです。

そしてこの「片手モード」、「Pixel 9」以前では Android 設定の「ユーザー補助」設定内にある「システム操作」格納されていて、若干わかりにくい階層に存在していました。しかし「Pixel 10」シリーズでは、「システム」の「ジェスチャー」設定内からもアクセスできるようになりました、

実際に「Pixel 10」シリーズで「片手モード」を設定するには、Android 設定の「システム」→「ジェスチャー」→「片手モード」と移動します。「片手モード」はデフォルトで OFF になっているので、設定を ON にすることで利用できるようになります。

「片手モード」を実際に利用方法は、画面の下端部分を下にスワイプするだけ。すると「片手モード」が起動し、ディスプレイ表示が画面下半分に切り替わります。ただし一時的な表示モードなので、操作しない場合は 10 秒程度で「片手モード」が解除されます。

もちろん「片手モード」中にディスプレイ表示が画面上半分部分をタップするなどでも、「片手モード」を解除することが可能です。

ただしこの Google Pixel デバイスの「片手モード」は、「ジェスチャー ナビゲーション」が ON になっていない点は注意が必要です。このほか、画面下端部分の下スワイプ操作を、通知領域表示用のジェスチャー操作として設定することや、「片手モード」起動用のショートカットを画面サイドに配置しておくことも可能です。

「片手モード」、シンプルな機能ではありますが、実際に使ってみないと操作のコツなどを掴めない機能かもしれません。

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