この記事のポイント
- Android 版「Gmail」アプリに対し、Android 向けデザインシステム最新アップデート「Material 3 Expressive」が 2025 年 8 月後半より広く導入
- 「Material 3 Expressive」が採用された Android 版「Gmail」アプリでは、配色と UI が刷新
- インボックス(受信トレイ)に新しい「近々の予定」セクションも導入
Google メールサービス「Gmail」の Android 版アプリに対し、Android 向けデザインシステム最新アップデート「Material 3 Expressive」が 2025 年 8 月後半より広く導入開始されました。
マテリアルデザイン最新アップデート「Material 3 Expressive」は、Android の UI デザインフレームワーク「Material You」のバージョン「Material 3」をベースとする Android デザインシステムです。その特徴はモダンな美しさと機能性の向上を両立している点で、ダイナミックカラーテーマ / レスポンシブコンポーネント / 強調されたタイポグラフィなどがアップデートされています。
「Material 3 Expressive」は主に、次世代 Android OS「Android 16」に導入される UI デザインフレームワーク / デザインシステムですが、「Gmail」「Google ウォレット」「Google Keep」アプリなどにも個別に導入開始されています。Android 版「Gmail」アプリへの「Material 3 Expressive」導入開始は、2025 年 6 月上旬の段階で一部確認されていたのですが、そこから 3 か月程度経過してついに本格展開となりました。
「Material 3 Expressive」が導入された Android 版「Gmail」アプリでは、配色と UI が刷新されています。
また、インボックス(受信トレイ)に新しい「近々の予定」セクションも導入され、たとえば EC サイトで購入した商品が出荷された場合など、その荷物追跡を簡単に実行できるショートカットが配置されるようになりました。これでいちいち出荷連絡メールを探したり検索しなくても、簡単に荷物の配送状況などを確認できるようになっています。
つまり「Material 3 Expressive」が導入された Android 版「Gmail」アプリでは、UI も刷新されています。
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