この記事のポイント
- Android システムアプリ「Private Compute Services」に、2025 年 8 月 26 日(火)にアプリバージョン v1.0.release.789224041 アップデートが配信
- 「Private Compute Services」アプリは、Android OS 実装の「自動字幕起こし」や「スマート リプライ」などをの機能をつかさどる、プライバシー保護とセキュリティの観点から OS とは切り離されて動作する Android システム「Private Compute Core」とクラウドとをつなぐために必須なシステムアプリ
- アップデートの内容は、OS 機能改善と不具合修正 / 最適化
Android システムアプリ「Private Compute Services」に、2025 年 8 月 26 日(火)にアプリバージョン v1.0.release.789224041 アップデートが配信開始されました。
「Private Compute Services」アプリは、Android OS 実装の「自動字幕起こし」や「スマート リプライ」などをの機能をつかさどる、プライバシー保護とセキュリティの観点から OS とは切り離されて動作する Android システム「Private Compute Core」とクラウドとをつなぐために必須なシステムアプリです。「Private Compute Core」はネットワークに直接アクセスできない一方で機械学習を用いるため、その機械学習機能更新のためにはネットワークやクラウドへのアクセスが必要となります。そのために必須となるのが「Private Compute Services」アプリで、データ暗号化など最高水準のセキュリティを保ちつつ「Private Compute Services」アプリを介して「Private Compute Core」のクラウドアクセスが行われ、そして「Private Compute Core」機能が更新されます。
また「Private Compute Services」アプリはアプリコードがソフトウェア開発プラットフォーム「GitHub」上で公開されオープンソースとなっているため、実際のデータのやり取りなど、しっかりと透明性が確保されています。そんな「Private Compute Services」アプリに対するアプリバージョン v1.0.release.789224041 アップデートの内容は、OS 機能改善と不具合修正 / 最適化です。
プライベート コンピューティング サービスは、ライブ キャプション、再生中、スマート リプライなど、Android のプライベート コンピューティング コア内の機能を改善するのに役立ちます。
Private Compute Services – Google Play のアプリ
Android は、プライベート コンピューティング コア内の機能がネットワークに直接アクセスできないようにします。しかし、機械学習機能はモデルを更新することで改善されることがよくあります。プライベート コンピューティング サービスは、機能がプライベート パス経由でこれらの更新を取得するのに役立ちます。機能は、オープンソース API を介してプライベート コンピューティング サービスと通信します。プライベート コンピューティング サービスは、識別情報を削除し、連合学習、連合分析、個人情報検索などの一連のプライバシー テクノロジーを使用してプライバシーを保護します。
プライベート コンピューティング サービスのソース コードは、https://github.com/google/private-compute-services
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