この記事のポイント
- SpaceX、「Starlink(スターリンク)」のサービスプランに、新しい月額税込み 730 円の無制限低速データ「スタンバイモード」を追加
- これまで無料で利用できた「一時停止(Pause)」に代わるプラン
- 無料の「一時停止(Pause)」が利用できなくなり、代わりに月額税込み 730 円の無制限低速データ「スタンバイモード」が強制的に開始
SpaceX は 2025 年 8 月 20 日(水)、衛星ブロードバンドインターネットサービス「Starlink(スターリンク)」のサービスプランに、新しい月額税込み 730 円の無制限低速データ「スタンバイモード」を追加し、提供開始しました。
「Starlink」にて提供開始された「スタンバイモード」は、これまで無料で利用できた「一時停止(Pause)」に代わるプランです。つまり、無料の「一時停止(Pause)」が利用できなくなり、代わりに月額税込み 730 円の無制限低速データ「スタンバイモード」が強制的に開始されました。
無料の「一時停止(Pause)」では、緊急時メッセージ送受信 / ソフトウェアアップデート / 圏外での再アクティベーションのみ可能だったところ、月額税込み 730 円の「スタンバイモード」では、最大 0.5Mbps の低速データ通信を無制限で利用できるようになっています。
「一時停止(Pause)」が「スタンバイモード」となり、これまでの無料塩漬け運用ができなくなってしまったわけですが、これまで「ROAM – 10GB(月額税込み 1,500 円)」で運用していたライトユーザーにとっては選択肢が増えたとも言えます。
Source:Starlink
よくある質問
SpaceX の衛星インターネットサービス「Starlink」の「一時停止(Pause)」機能はどうなりましたか?
これまで無料で利用できた「一時停止(Pause)」機能は、2025 年 8 月 20 日(水)より、月額税込み 730 円の無制限低速データ「スタンバイモード」に代わりました。これにより、無料でのサービス一時停止はできなくなりましたが、「スタンバイモード」では最大 0.5Mbps の低速データ通信を無制限で利用できるようになりました。
新しい「スタンバイモード」(旧「一時停止」)の仕組みを教えてください。
「スタンバイモード」は、少額の月額料金でサービスを一時停止しつつ、無制限の低速データを利用できるプランです。これにより、緊急メッセージの送受信、Starlink ソフトウェアのアップデート、および圏外(デッドゾーン)でのサービス再アクティブ化が簡単に行えます。
サービスの一時停止(スタンバイモードへの移行)を行えるのはどのプランですか?
すべての ROAM、ホーム、ローカル優先、グローバル優先プランで「スタンバイモード」を利用してサービスを一時停止できます。ただし、プロモーションが適用されているプランは除きます。
ウェブサイトからサービスを一時停止する方法を教えてください。
以下の手順で一時停止できます。 1. Starlink.com で Starlink アカウントにログインします 2. 「サブスクリプション」を選択して、一時停止するサービスラインを選択します 3. 「管理」を選択します 4. 「現在のサービスを一時停止」を選択します 5. 「確定する」をクリックします
ウェブサイトからサービスの一時停止を解除(再開)する方法を教えてください。
以下の手順で一時停止を解除できます。 1. Starlink.com で Starlink アカウントにログインします 2. 「サブスクリプション」を選択して、一時停止を解除するサービスラインを選択します 3. 「管理」を選択します 4. 「サービスを再開」を選択します 5. ご希望のサービスプランを選択し、「確定する」をクリックします
「デッドゾーンでの即時の再アクティブ化」とはどういうことですか?
「デッドゾーンでの即時の再アクティブ化」には以下の利点があります。 ・携帯電話の電波が届かない場所でも、電子メールを使用して二要素認証を完了できます ・Starlink アプリとアカウントポータルへのフルアクセスが提供されます ・簡単な手順で高速なプランに切り替えることが可能です
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