この記事のポイント
- PropTech Japan 株式会社、一般的な家賃 / 賃料を 500 万円までクレジットカードで支払える国内初 Android / iOS 向けアプリ「RentEase(レンティーズ)」を予告通りリリース
- 「RentEase」のカラクリは、一般的には銀行引き落としとなっている家賃 / 賃料の支払い方法を、「RentEase」経由で半自動の銀行振込に切り替えるというもの
- 賃料の 5%(税別)がクレジットカード決済時のサービス利用料として発生
PropTech Japan 株式会社は 2025 年 3 月 3 日(月)、一般的な家賃 / 賃料を 500 万円までクレジットカードで支払える国内初 Android / iOS 向けアプリ「RentEase(レンティーズ)」を予告通りリリースしました。
Android / iOS 向けアプリ「RentEase」は、500 万円までの一般的な家賃 / 賃料をクレジットカードで支払える、初期費用 / 月回会費府無料の画期的なアプリです。アプリは無料でインストール可能。
「RentEase」のカラクリ

「RentEase」、そのカラクリは、一般的には銀行引き落としとなっている家賃 / 賃料の支払い方法を、「RentEase」経由で半自動の銀行振込に切り替えるというもので、要はクレジットカードでの家賃 / 賃料決済分を「RentEase」が銀行振込として切り替えてくれるわけです。
そのため、現在家賃 / 賃料の支払いが銀行引き落としとなっている場合は、管理会社 / 保証会社 / 大家等への「RentEase」経由で銀行振込となる旨の事前連絡と許可が必須です。一方で家賃 / 賃料の支払いが銀行振込となっている場合は、おそらく切り替えのハードルも低く導入可能です。
毎月 25 日に管理会社へ振り込み

ただし「RentEase」は、毎月 15 日がクレジットカード決済日となり、毎月 25 日に管理会社への振り込みが行われる仕様です。
現時点では、クレジットカード決済日や振り込み日の変更には対応していません。
Visa / Mastercard 対応
またアプリリリース時点では、Visa / Mastercard のクレジットカード 2 ブランドのみの対応となります。
2025 年中旬には、JCB / American Express / UNION にも対応予定。このほか「RentEase」の利用には、マイナンバーカードや運転免許証などを用いた本人確認も含む事前手続きも必須です。
ちなみに、「RentEase」申込者とクレジットカード名義が同じであれば、賃貸借契約者以外でも支払いが可能です。つまりたとえば、一人暮らしをしている学生の親御さんが「RentEase」経由で家賃を支払ってあげるなども可能。
最大1.2%「RentEase ポイント」も貯まる
「RentEase」にて家賃 / 賃料をクレジットカード払いに切り替えることで、クレジットカード固有のポイントが貯まることはもちろんですが、最大 1.2% の「RentEase ポイント」も貯まります。
貯まった「RentEase ポイント」は、「RentEase」アプリに 2025 年中旬搭載予定のバーチャルデビットカードサービス「RentEase バーチャルデビットカード」にて、1pt = 1 円として利用できるようになります。ちなみに「RentEase バーチャルデビットカード」は、今後 Google モバイル決済管理サービス「Google ウォレット(Google Pay)」にも対応予定。


サービス利用料5%が最大のデメリット
「RentEase」最大のデメリットは、賃料の 5%(税別)がクレジットカード決済時のサービス利用料としてかかる点です。つまり実質的に、毎月の家賃 / 賃料に 5% が上乗せされます。
要は、家賃 / 賃料の支払いを「RentEase」にてクレジットカード支払い経由の銀行振込にした場合に賃料の 5% を超えるポイントの還元が受けられたり、銀行引き落とし時に発生していた振込手数料よりも下回る場合などは、家賃 / 賃料の支払いを「RentEase」に切り替えるメリットがあります。また、クレジットカードの年間利用料を稼ぐためにも、「RentEase」は良いかもしれません。
逆に、上乗せされる 5% を下回る場合は、すなわちデメリット。わざわざ「RentEase」にする意味はありません。

「RentEase」アプリリンク


Source:PropTech Japan
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