この記事のポイント
- Google、「YouTube ショート」用動画背景自動作成ツール「Dream Screen」の動画生成 AI ツール「Veo」導入のさらなるアップデートとして、最大 4K 解像度対応最先端動画生成 AI モデル「Veo 2」の統合を発表
- 「Veo 2」が「Dream Screen」に統合されることで、「YouTube ショート」用のより高品質で高画質な背景動画の生成に対応
- 編集している「YouTube ショート」用動画内に「Dream Screen」で生成された動画(ビデオクリップ)を追加できる、新しいスタンドアロン機能も追加
Google は 2025 年 2 月 13 日(木)、昨年 2024 年 9 月 18 日(水)開催動画サービス「YouTube」向け新機能発表イベント「Made on YouTube 2024」にて発表した、「YouTube ショート」用動画背景自動作成ツール「Dream Screen」の動画生成 AI ツール「Veo」導入のさらなるアップデートとして、2024 年 12 月発表最大 4K 解像度対応最先端動画生成 AI モデル「Veo 2」の統合を発表しました。
「Veo 2」は、「Veo」同様にユーザーが入力したプロンプトから映画スタイルやビジュアルスタイルの高品質動画を生成する動画生成 AI です。Google の AI 研究グループ「Google DeepMind」開発 AI 生成コンテンツ向けデジタル透かし「SynthID」が付与される点も特徴となっています。
この「Veo 2」が「Dream Screen」に統合されることで、「YouTube ショート」用のより高品質で高画質な背景動画の生成に対応しました。「YouTube ショート」用の動画撮影カメラを起動してから背景(スクリーン)を選択しつつプロンプトを入力しさらに画像を選択することで、「Dream Screen」の動画生成 AI による背景動画が作成されます。
さらに、編集している「YouTube ショート」用動画内に「Dream Screen」で生成された動画(ビデオクリップ)を追加できる、新しいスタンドアロン機能も追加されました。「YouTube ショート」用の動画撮影カメラを起動してから[追加]をタップしてメディア選択画面を開き、さらに[作成]をタップしつつプロンプトを入力した画像を選択し、最後に[動画を作成]をタップしつつ動画の長さを選択します。
![](https://storage.googleapis.com/gweb-uniblog-publish-prod/original_images/Dream_Screen_Segment_Import_Med.gif)
ちなみに「YouTube ショート」用動画背景自動作成ツール「Dream Screen」は、特定の国の一部のクリエイターを対象に提供されている、今のところ超限定的な機能です。さらに今回発表された「Dream Screen」の「Veo 2」統合は、米国 / カナダ / オーストラリア / ニュージーランドの一部のクリエイター向けに展開されています。何にしろ、日本ではまだ未提供です。
Source:Google
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