この記事のポイント
- Google、Android 近距離共有機能「Quick Share」に Wi-Fi /モバイルデータ通信活用転送機能を追加すると発表
- 新たに、Wi-Fi /モバイルデータ通信のインターネットを活用したファイル転送機能が追加へ
- 「Quick Share」における受信側 / 送信側の直接接続が切断された際に機能する、いわゆるオプション的なファイル転送仕様
Google は 2025 年 2 月 3 日(月)に公開した 2025 年 2 月版「Google システム アップデート」の最新情報「Google システム リリースノート」の中で、Android 近距離共有機能「Quick Share」に Wi-Fi /モバイルデータ通信活用転送機能を追加すると発表しました。
Android 近距離共有機能「Quick Share」は、Android デバイス同士を Bluetooth / Wi-Fi 通信を活用した直接接続によってファイルを転送する便利機能で、インターネットを介さずに行える点が特徴です。しかし新たに、Wi-Fi /モバイルデータ通信のインターネットを活用したファイル転送機能が追加されます。
そもそも「Quick Share」は、Bluetooth / Wi-Fi 通信を活用してデバイス同士を直接接続しつつファイル転送を行うことができる Android 近距離共有機能で、インターネット未接続でも利用できる点が最大の特徴です。つまり、ネットワーク接続不要で手軽にファイル転送を行えるのが、Android 近距離共有機能「Quick Share」です。
がしかし、新たに Wi-Fi /モバイルデータ通信活用転送機能が、「Quick Share」に追加されます。本末転倒と思われがちですが、ただこれは「Quick Share」における受信側 / 送信側の直接接続が切断された際に機能する、いわゆるオプション的なファイル転送仕様です。展開後はおそらく、「Quick Share」にて Wi-Fi /モバイルデータ通信を利用するかどうかの ON / OFF 設定も追加されると予想されます。
また「Quick Share」Wi-Fi /モバイルデータ通信活用転送機能は、Android 版「Google Play 開発者サービス」アプリ v25.04 以降で実装される模様です。
「Google Play 開発者サービス」アプリリンク
Source:Google
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