この記事のポイント
- 2024 年 12 月 11 日(水)より英語環境で提供開始された大規模言語モデル「Gemini 1.5 Pro」ベースの新リサーチアシスタントモデル「Gemini Deep Research(1.5 Pro with Deep Research)」が、早くも日本語に対応
- まだ提供開始されたばかりの「Gemini Deep Research」ですが、もう日本語で利用可能に
- 「Gemini Deep Research」は、様々なトピックに対して瞬時にレポートを作成する、調査支援型のエージェントモデル
Google は先日 2024 年 12 月 11 日(水)、生成 AI サービス「Gemini」のプレミアムサービス「Gemini Advanced」において、大規模言語モデル「Gemini 1.5 Pro」ベースの新しいリサーチアシスタントモデル「Gemini Deep Research(1.5 Pro with Deep Research)」を、まずは英語環境にて提供を開始しました。
そして本日 2024 年 12 月 20 日(金)、「Gemini Deep Research」が早くも日本語に対応しました。まだ提供開始されたばかりの「Gemini Deep Research」ですが、もう日本語で利用可能です。おそらく、日本語以外の言語にも対応していると予想されます。
Deep Research はオーブンウェブをブラウジングし、さまざまなソースからの情報を整理して包括的なレポートを提供します。
必要な情報を画期的な方法で入手できる Deep Research をぜひお試しください。
「Gemini Deep Research」は、様々なトピックに対して瞬時にレポートを作成する、調査支援型のエージェントモデルです。「Gemini Deep Research」に入力されたプロンプトをいくつかのリサーチ課題に分割しつつ、適切な情報が得られる WEB サイトを自動的に解析して抽出し、その WEB サイトの情報を要約し整理した複数ページにわたる包括的なレポートを作成してくれます。物事を徹底的に調べる場合など、非常に役立つ生成 AI モデルです。
例えば、特定商品のレビューやレポート、詳細スペックなどを調べる場合に、その商品の情報を発信しているコンテンツを一覧で抽出しつつ、総合的な評価や詳細スペックを分析してレポートとして作成してくれるわけです。作成されたレポートは、「Google ドキュメント」に保存することも可能。
ちなみに「Gemini Deep Research」のレポート作成は WEB サイトの抽出と情報の要約、整理が行われるため、、瞬時に回答される通常のプロンプトとは異なり、数分程度時間が掛かります。また、画像や「Google ドライブ」ファイルなどのアップロードには対応しておらず、完全にテキストによるプロンプトにのみの対応です。
「Gemini Deep Research(1.5 Pro with Deep Research)」は現在、WEB アプリ版「Gemini」における「Gemini Advanced」メンバーシップが利用できる新しい言語モデルです。モデル選択プルダウンにて[1.5 Pro with Deep Research]を選択することで、利用できるようになります。
また「Gemini Deep Research」は、2025 年初頭に Android / iOS 版「Google Gemini」アプリでも利用できるようになる予定です。
Source:Gemini
追記
「Gemini Deep Research(1.5 Pro with Deep Research)」が、日本語を含む 45 言語以上に提供が拡大されたことが正式発表されました。
「Gemini Deep Research(1.5 Pro with Deep Research)」は現在、150 以上の国と地域で利用可能です。
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