Android、EU制定「エコデザイン規則」最適化へ

Google は、2024 年 12 月 2 日（月）に公開した Android 関連デバイスのセキュリティと信頼性を高めるための新機能を含んだ「Google システム アップデート」の 2024 年 12 月版最新情報「Google システム リリースノート」の中で、EU 制定「エコデザイン規則 / ESPR（Ecodesign for Sustainable Products Regulation）」の製品充電要件に対する Android デバイスの最適化を発表しました。

「エコデザイン規則」の製品充電要件は、USB Type-C 充電ポートの標準化と充電器の共通化、充電速度明確化、ユーザーによるバッテリー取り外し可能化、そしてワイヤレス充電効率向上が盛り込まれた、地球環境への配慮にともなう持続可能性向上のためのアプローチ基礎です。つまり Android デバイスにおいて、USB Type-C 充電が標準化 / 共通化されるため、他社製 USB Type-C 充電機を用いた充電でも問題なく充電できるよう規則が設けられ、ゴミや不用品の排出が抑制されます。

そして、充電速度明確化とワイヤレス充電効率向上も適用。Android デバイスの「エコデザイン規則」製品充電要件最適化は、最新の Android 設定機能を利用するために必要なシステムアプリ Android 版「Setting Service」アプリに配信される v1.1.0.697513890 アップデートで適用されます。

2024年12月版「Google システム アップデート」最新情報公開【2024年12月2日（月）】

Google、2024 年 12 月 2 日（月）に 2024 年 12 月版「Google システ…

https://jetstream.blog/archives/192755

ちなみにバッテリーの取り外しについてはハードウェア要件となってくるので今後投入される Android デバイスに対する規則となりますが、Android 初期のようにバッテリー交換可能 Android デバイスが続々と投入されるのかもしれないですね。

「Setting Service」アプリリンク

Source：Google