この記事のポイント
- 「楽天モバイル」、中古スマートフォン & 中古スマートウォッチ（Apple Watch）下取りサービス「スマホ下取りサービス」の一部仕様変更に伴う利用規約変更を発表
- 大きなポイントは、新たにユーザー側でキャンセルが可能になった点
- ユーザー側でのキャンセル（契約不成立）による返送は着払いで行われるため、送料はユーザー負担
「楽天モバイル」は 2024 年 11 月 28 日（木）、中古スマートフォン & 中古スマートウォッチ（Apple Watch）下取りサービス「スマホ下取りサービス」の一部仕様変更と、それに伴う利用規約（PDF）変更を発表しました。
今回発表された「楽天モバイル」の「スマホ下取りサービス」一部仕様変更における大きなポイントは、新たにユーザー側でキャンセルが可能になった点です。これまで「スマホ下取りサービス」に出した際、申込時の査定額から変更になった場合であってもユーザー側ではキャンセルができず、査定額が 0 円だった場合か「楽天モバイル」に送られた機種が対象機種でない場合のみ、申し込み拒否の契約不成立として強制返送扱いとなっていました。ちなみにこの強制返送における送料は、「楽天モバイル」持ちです。
しかし「スマホ下取りサービス」一部仕様変更後は、申込時の査定額から変更になった場合に、ユーザー側が契約不成立として「スマホ下取りサービス」のキャンセルができるようになりました。つまり、申込時の査定額よりも実際の最低額が著しく低くなった場合などに、ユーザー側から「スマホ下取りサービス」をキャンセルできるようになったわけです。
ただしユーザー側でのキャンセル（契約不成立）による返送は着払いで行われるため、送料はユーザー負担となります。注意が必要です。もちろん、申込時の査定額から変更になった場合であってもそれをユーザーが受け入れるのであれば、「スマホ下取りサービス」の契約は成立します。
今回「楽天モバイル」が発表した「スマホ下取りサービス」一部仕様変更とそれに伴う利用規約変更は、2024 年 12 月 5 日（木）より適用されます。
| 【変更前】「スマホ下取りサービス」利用規約第 5 条（本件製品の引き渡し） |
| (3) 前項尚書の定めに従い本件製品の査定結果が変更となる場合であっても、お客様は、本サービスの利用申込みを取消すことはできず、当社が査定金額を決定できるものとします。ただし、査定金額が0円となる場合または前項第2号において受領した機種が対象機種でない場合は、当社は、かかる申込みを承諾せず、本件製品をお客様に返送することができるものとします。 (4) 第1項の定めにもかかわらず、本件製品を契約者が自ら発送する手配をし、当社に引き渡す場合、本件製品と下取り申込書、その他当社の指定する書面の同封が必要になる場合があります。 (5) 本件製品が当社の定める条件を満たさない状態（各種ロック（スクリーンロック、アクティベーションロック、他の携帯電話端末とのペアリング等を含む）の解除が行われていない製品、製品を探す機能が無効化されていない製品、改造品、盗難紛失品、およびネットワーク利用制限該当品を含みますがこれらに限りません）であることが判明した場合、当社は、本サービスの利用申込みを承諾せず、本件製品を契約者に返送することができるものとします。 (6) お客様が本件製品を当社に引き渡す場合の送料は、原則として当社の負担とします。ただし、お客様が本件製品を当社が定める方法以外の方法により送付される場合は、当該送付にかかる送料はお客様の負担となります。 (7) 当社は、お客様による本サービスの利用申込みが不承諾または本契約が本規約の定めに従い解除された場合、本件製品を当社の費用でお客様に返送します。理由の如何を問わずお客様がかかる返送された本件製品を受け取ることができなかった場合（配送時の事故、引越し等により宛先不明となった場合を含みますがこれらに限りません）、当社は、お客様に対して一切の責任を負わないものとします。返送された本件製品をお客様が配送事業者の保管期間内に受け取ることができず、当社にかかる本件製品が返送された場合、当社は、本件製品が当社に無償譲渡されたものとみなします。また、当社は、当該返送にあたり本件製品のみをお客様に返送します。本件製品と同梱等により当社に引き渡された本人確認書類の写しその他の書面は返送せず、当社で適切に破棄処分させていただきます。 (8) 本件製品の所有権は、当社が本件製品を受領したとき（宅配・郵送等により引き渡す場合は当該郵送等事業者に引き渡したとき）をもって、当社に移転するものとします。ただし、本契約に規定するいずれかの方法により本契約が解除され、本件製品が契約者へ返送された場合、本件製品の所有権は再び契約者に移転します。また、お客様が当社の指定する本件製品以外の物品等（以下「物品等」といいます）を本件製品とともに当社に引き渡した場合、当該物品等にかかる所有権その他一切の権利は当社に無償譲渡されたものとみなします。当社は、当該物品等を当社裁量で廃棄、処分等することができるものとし、お客様は、これに異議を唱えることはできません。当社は、お客様に対し、当該物品等および当該物品等に含まれる情報等の取扱いおよび返送について一切の責任を負わないものとします。 |
| 【変更後】「スマホ下取りサービス」利用規約第 5 条（本件製品の引き渡し） |
| (3) 前項第1号乃至第3号のいずれかに該当しかつ査定金額が申込み時より変更となった場合、第4条第2項にかかわらず本契約は成立しないものとし、当社はお客様に本件製品を本条第8項にかかわらず着払いその他当社所定の方法で返送するものとします。この場合の返送費用はお客様の負担とします。 (4) 前項の規定にもかかわらず、お客様が本サービスの利用申込み時に査定金額が申込み時より変更となった場合においてもなお本サービスを利用する旨の意思表示をした場合、第2項第1号乃至第3号に該当する場合であっても、第4条第2項の規定に従いお客様と当社の間で本契約が成立するものとし、お客様は変更を理由に本サービスの利用申込みを取消しまたは成立した本契約の解除をすることはできないものとします。 (5) 査定金額が0円となる場合または第2項第2号において受領した機種が対象機種でない場合は、当社は、かかる申込みを承諾せず、本件製品をお客様に返送することができるものとします。 (6) 第1項の定めにもかかわらず、本件製品をお客様が自ら発送する手配をし、当社に引き渡す場合、本件製品と下取り申込書、その他当社の指定する書面の同封が必要になる場合があります。 (7) 本件製品が当社の定める条件を満たさない状態（各種ロック（スクリーンロック、アクティベーションロック、他の携帯電話端末とのペアリング等を含む）の解除が行われていない製品、製品を探す機能が無効化されていない製品、改造品、盗難紛失品、およびネットワーク利用制限該当品を含みますがこれらに限りません）であることが判明した場合、当社は、本サービスの利用申込みを承諾せず、本件製品をお客様に返送することができるものとします。 (8) お客様が本件製品を当社に引き渡す場合の送料は、原則として当社の負担とします。ただし、お客様が本件製品を当社が定める方法以外の方法により送付される場合は、当該送付にかかる送料はお客様の負担となります。 (9) 当社は、お客様による本サービスの利用申込みを当社が不承諾とした場合または本契約が本規約の定めに従い解除された場合、本件製品を当社の費用でお客様に返送します。 理由の如何を問わずお客様がかかる返送された本件製品を受け取ることができなかった場合（配送時の事故、引越し等により宛先不明となった場合を含みますがこれらに限りません）、当社は、お客様に対して一切の責任を負わないものとします。返送された本件製品をお客様が配送事業者の保管期間内に受け取ることができず、当社にかかる本件製品が返送された場合、当社は、本件製品が当社に無償譲渡されたものとみなします。また、当社は、当該返送にあたり本件製品のみをお客様に返送します。本件製品と同梱等により当社に引き渡された本人確認書類の写しその他の書面は返送せず、当社で適切に破棄処分させていただきます。 (10) 本件製品の所有権は、当社が本件製品を受領したとき（宅配・郵送等により引き渡す場合は当該郵送等事業者に引き渡したとき）をもって、当社に移転するものとします。ただし、本契約に規定するいずれかの方法により本契約が解除され、本件製品がお客様へ返送された場合、本件製品の所有権は再びお客様に移転します。また、お客様が当社の指定する本件製品以外の物品等（以下「物品等」といいます）を本件製品とともに当社に引き渡した場合、当該物品等にかかる所有権その他一切の権利は当社に無償譲渡されたものとみなします。当社は、当該物品等を当社裁量で廃棄、処分等することができるものとし、お客様は、これに異議を唱えることはできません。当社は、お客様に対し、当該物品等および当該物品等に含まれる情報等の取扱いおよび返送について一切の責任を負わないものとします。 |
Source：楽天モバイル
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