この記事のポイント
- Google、ウェアラブルデバイス向けオペレーティングシステム Wear OS の最新バージョン「Wear OS 5.1」を、開発者向けにリリース
- Android プラットフォーム向けアプリケーション / ソフトウェア開発環境「Android Studio」向けシステムイメージとして公開
- 新たに「Android 15」ベースに
Google は 2024 年 11 月 19 日(火)、ウェアラブルデバイス向けオペレーティングシステム Wear OS の最新バージョン「Wear OS 5.1」を、開発者向けにリリースしました。
「Wear OS 5.1」は、Android プラットフォーム向けアプリケーション / ソフトウェア開発環境「Android Studio」向けシステムイメージとして公開されています。「Google Pixel Watch」シリーズ向けベータ版などとして公開されているわけではありません。
「Wear OS 5.1」の特徴は、Android 14 ベースの「Wear OS 5.0」から、新たに「Android 15」ベースとなっている点です。また新機能としては、パスワード / パスキー / フェデレーション ID(Google ID など)を使用したサインインフローをサポートする統合認証ソリューション「認証情報マネージャー API」と、アプリが「Wear Output Switcher(Play audio on wearables)」と統合されている場合に Wear OS のスピーカーをメディア出力オプションとして選択できるスピーカー再生の、2 つの新機能が追加されています。
「認証情報マネージャー API」は、デバイス間でアカウント情報が同期される点も特徴です。ただし現時点では、デバイスのリセット後のセットアップ フロー中にユーザーがアカウントを追加できない場合がある不具合、通知をタップしても画面をスクロールするまで通知が表示されない不具合、Wear OS 版ヘルスケアサービス「Wear Health Services」においてる不具合の、3 つの不具合が残ったままとなっています。
「Wear OS 5.1」のビルド番号は、「AP4A.241205.004.F1」です。「Wear OS 5.1」は今後、「Google Pixel Watch」シリーズ向けベータ版として公開されると予想されます。
Source:Google
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