この記事のポイント
- Google Japan、地図サービス「Google マップ」の、ナビゲーション強化を含むメジャーアップデートを発表
- 本家 Google が 2024 年 10 月 31 日(木)に発表した内容と同じ
- Android / iOS 版「Google マップ」アプリに対して順次展開開始
Google 日本国内法人 Google Japan は 2024 年 11 月 11 日(月)、地図サービス「Google マップ」の、ナビゲーション強化を含むメジャーアップデートを発表しました。
今回 Google Japan が発表した「Google マップ」メジャーアップデートは、本家 Google が 2024 年 10 月 31 日(木)に発表した内容と同じです。ナビゲーション開始前のルート案内表示画面から簡単に「立ち寄り先を追加(経由地の追加)」を行うことができる機能、車線 / 横断歩道 / 道路標識表示と車線推奨を含むナビゲーション強化、冠水した道路や除雪されていない道路などのレポート追加と確認、目的地到着後のスポット入口 / 近くの駐車場表示と駐車場からスポットへの徒歩ルート表示などの目的地到着ガイダンス更新と、ユーザーが目的地到着するまで確実なナビゲーションを行ってくれつつさらに目的地到着のサポートまで行ってくれるようになります。
また、地図サービス「Google マップ」のストリートビューと航空写真を組み合わせて AI 処理を施した 3D マップ表示「イマーシブ ビュー」の、世界 150 都市への拡大を発表。今週から、ブリュッセル / フランクフルト、そして京都を含む世界 150 都市に拡大されます。
「イマーシブ ビュー」では、大学キャンパスなど、新しいスポットカテゴリも追加され、デジタルキャンパスツアーなどを行うことができるようになります。
このほか、「Google マップ」に生成 AI サービス「Gemini」が統合され、「Google マップ」の検索バーから、「Gemini」に対するプロンプトを入力してより良いアイデアをもらうことができるようになります。たとえば、“友だちと夜遊べる場所” などと尋ねると、バーやライブミュージックなどを提案してくれます。
さらに「Google マップ」の「Gemini」では、スポットのレビューのまとめ機能も実装。気になるスポットがあった場合に、“ここは静かな場所?” などと表示される質問ボタンをタップすることで、関連する回答をすぐに表示してくれます。
このほか今後、「Google マップ」だけでなく Google 検索においても、スポットに関する「Gemini」への質問オプションが今後数か月以内に提供される予定です。ただし「Google マップ」の「Gemini」統合は、まずは米国における Android / iOS 版「Google マップ」アプリに向けての先行展開です。
「Google マップ」アプリリンク
Source:Google
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