この記事は、国産スマートフォンメーカー FCNT 合同会社様の提供でお送りする PR 記事です。 |
当サイト「Jetstream」管理人兼ライターの石井順です。いつもご覧いただき、誠にありがとうございます。
いろいろあって現在は Lenovo 傘下となった、元富士通グループの国産スマートフォンメーカー FCNT 合同会社より、2024 年 8 月 14 日(水)に国内発売された新型 Android スマートフォン「arrows We2 Plus」の SIM フリー版(型番:M06)を提供いただきました。今回の記事では、そんな「arrows We2 Plus(M06)」を私なりに紹介させていただきます。
私個人的に、2017 年当時はまだ希少だった SIM フリー Android スマートフォンの国内版「Google Pay(FeliCa)」を試したく、選択肢が少ない中、妥協で買った「arrows M03」以来の arrows。お久しぶりです、arrows。
「arrows We2 Plus」
「arrows We2 Plus」は、リンゴを射止めるつもりが Lenovo に射止められちまった FCNT 合同会社が 2024 年 8 月 14 日(水)に発売した新型 Android スマートフォンです。
主要スペックは、アスペクト比 20:9 でリフレッシュレート最大 144Hz の 6.6 インチ(2,400 × 1,080)フル HD+ 有機 EL ディスプレイ、AI / ゲームプレイ / 写真撮影 / 動画撮影に最適化された Qualcomm 製 Snapdragon 7s Gen 2 プロセッサ、8GB / 12GB RAM、256GB 内部ストレージ、急速充電「Power Delivery(Revision 3.0)」対応の 5,000mAh バッテリー、OS は初期で Android 14 を搭載。リアカメラは 5,010 万画素 + 800 万画素のデュアルカメラ、フロントカメラは 1,610 万画素のパンチホールシングルカメラを搭載しています。
機能面では、次世代通信規格「5G(Sub6)」、nanoSIM + eSIM のデュアル SIM、microSDXC(最大 1TB)、Wi-Fi 6、USB Type-C(DisplayPort 1.4)、指紋認証(指紋センサー内蔵電源ボタン)/ 顔認証、IP68 規格の防水防塵、「おサイフケータイ」に対応。また、内部ストレージの一部を最大 8GB まで RAM として開放することができる「仮想メモリ」機能まで搭載しています。
さらに「arrows We2 Plus」、泡ハンドソープで洗えます。
「arrows We2 Plus」のカラーバリエーションは、“スレートグレイ” と “シャンパンシルバー” の 2 色展開です。本体公式価格は、税込み 59,950 円。
主要スペック
■OS |
Android 14 |
■サイズ |
162 × 75 × 8.6 mm |
■重量 |
182g |
■ディスプレイ |
6.6 インチ(2,400 × 1,080)フル HD+ 有機 EL、アスペクト比 20:9、リフレッシュレート最大 144Hz |
■プロセッサ |
Snapdragon 7s Gen 2 |
■RAM |
8GB / 12GB(IIJmio 限定) |
■内部ストレージ |
256GB、microSDXC(最大 1TB)対応 |
■リアカメラ |
5,010 万画素 + 800 万画素 |
■フロントカメラ |
1,610 万画素、パンチホール |
■Wi-Fi |
802.11 a / b / g / n / ac / ax、Wi-Fi 6 |
■Bluetooth |
5.2 |
■バッテリー |
5,000mAh、急速充電「Power Delivery(Revision 3.0)」対応 |
■その他 |
USB Type-C 3.1、DisplayPort 1.4、指紋認証 / 顔認証、NFC / FeliCa、おサイフケータイ、デュアル SIM(eSIM + nanoSIM)、IP68 防水防塵、泡ハンドソープ洗浄 |
■カラー |
スレートグレイ / シャンパンシルバー |
■モバイルネットワーク |
2G:GSM クアッドバンド 3G:WCDMA B1 / 2 / 4 / 5 / 8 4G:FDD-LTE B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 18 / 28、TD-LTE B38 / 39 / 40 / 41 / 42 5G:Sub6 n1 / n3 / n28 / n41 / n77 / n78 / n79 |
私が知ってるヤツじゃない。
前途の通り「arrows We2 Plus」は、私の中で約 7 年ぶりの arrows です。
そもそも私、基本的には国内メーカー製 Android スマートフォンにはあまり興味がありません。その理由は、しょーもない機能が無駄にてんこ盛りだったり、独自 UI がク●だったりするので。
数年前のことなので記憶も曖昧ですが、「arrows M03」で痛い目にあったという認識もあったりします。余談ですが、Xiaomi や OPPO などの中華系メーカー製独自 UI 採用スマートフォンも同様の理由で好みません。また Samsung はここ数年一切興味がないので、ほぼ食わず嫌い。
そんな中での、国内メーカー製「arrows We2 Plus」。あまり、いやむしろ “まったく期待していなかった” のですが、触ってみて感じたことは、“私が知ってるヤツじゃない。” です。良い意味で。
まず本体。厚さ 8.5mm で重要 182g ということで、数値で見るとあまりよくわからないかもしれませんが、持ってみてまず思ったは、“薄くて軽い” です。特に薄さについては、感動を覚えるほどの感触でした。
次に、UI。デフォルトホームアプリが「arrows ホーム」というちょっとクセのあるホームアプリではあるものの、ほぼほぼ素の Android UI となっていて、普段から Google Pixel シリーズを愛用している私でも特に使いづらさなどは感じず、驚くほど予想外にすんなりと受け入れることができました。Android UI への感覚については個人差もあるとは思いますが、(私のように)特に中華メーカーに多い原型をとどめていないほどの独自 UI に抵抗がある方は、「arrows We2 Plus」でもほぼ抵抗なく運用できるはずです。
過去の「arrows M03」で感じたあのストレスとの比較にはなってしまいますが、「arrows We2 Plus」は結構サクサク動いてくれるのでレスポンスもほぼストレスなし。超ハイスペック Android スマートフォンほどではありませんが、それに匹敵するくらいの申し分のないレスポンスです。ディスプレイリフレッシュレートも何気に最大 144Hz ですし、“そんなに優秀でしたっけ?” と感じてしまうほどです。
ただ、デフォルト文字入力アプリ「Super ATOK ULTIAS」や、まったくオススメでも何でもない arrows 独自機能をオススメしてくる「arrows オススメ機能」は、正直どっか行って欲しいとは思いました。慣れていないこともありますが、「Super ATOK ULTIAS」なんてめちゃくちゃ文字入力しにく過ぎて、初期設定終わってからさっさと「Gboard」アプリに変更したほどです。
そしてリアカメラ。これが意外や意外、結構良い働きをしてくれます。
私は普段からスマートフォンのカメラを使用する際、アスペクト比こそ[16:9]に設定するものの、それ以外の設定は特にいじりません。マニュアル撮影など、よくわかんないし面倒なので一切使わないほど。一般的なスマートフォンユーザーは、結構そんなもんでしょ。
つまり「arrows We2 Plus」でもアスペクト比以外のカメラ設定をいじらずにそのまま撮影したわけですが、下の画像の通りでそれなりにキレイに撮れました。撮って見てみたとき、“あら?いいじゃん。” と呟いてしまったほど。
※画像はサイトアップロード時に多少圧縮されています
「arrows We2 Plus」に対する私個人的な感想としては、“一般的なユーザーによる通常利用ではさほどストレスもなく運用できるスマートフォン” です。FCNT 合同会社が Lenovo 傘下となったからかどうなのかは知りませんが、国産メーカー製 Android スマートフォンもここまで追い付いてきたのか、と実感させられました。
しかも、これほど期待を裏切ってくれるのに本体公式価格は税込み 59,950 円なわけですから、コストパフォーマンス高過ぎ。
2 つの不満点
「arrows We2 Plus」、コストパフォーマンスが高いとはいえ、不満点もありました。
私が感じた「arrows We2 Plus」の不満点は、アプリドロワーがアプリのアルファベット順の一括並べ替えに対応していない点と、自然放電(自己放電)が激しい点の 2 点です。「arrows ホーム」のクセはこの部分で、アプリドロワーにおける一個一個のアプリの並べ替えには対応しているものの、一括並べ替えはできません。ここ、使いづら過ぎ。
そして、自然放電の激しさ。使用していない状態でも、一晩 ~ 一日で 50% くらいのバッテリーが勝手に減っていきます。一切触らなくても、1 日半 ~ 2 日程度で勝手にバッテリー切れ状態になっているほどの醜さです。
「arrows We2 Plus」にはバッテリー残量 85% で充電を停止してバッテリー寿命を延ばす「電池長持ち充電」と、充電ケーブルに接続されていても画面が点灯している間は充電が行われないようにしてバッテリーへの負担を減らす「ダイレクト給電」の 2 つのバッテリーケア機能が実装されているので、特に自宅やオフィスなどで運用する場合はそれらの機能を ON にしつつ充電ケーブル接続状態を維持しておいた方が良いかもしれないですね。
私が感じたこれら 2 つの不満点は、おそらくソフトウェアの更新で改善できる部分もあるため、ソフトウェア開発を頑張っていただきたいところです。逆に言えば、これらを改善してくれれば、さらに良い機種に生まれ変わりますよ、「arrows We2 Plus」。
Amazon 商品ページリンク
Source:FCNT 合同会社
コメントを残す