この記事のポイント
- Google、スマートホームブランド Nest のネットワークカメラ「Nest Cam」やスマートドアベル「Nest Doorbell」シリーズに対する生成 AI サービス「Gemini」統合を発表
- 機械学習による検知機能アップデートと[アクティビティ]タブ内の検索機能アップデート
- 2024 年後半よりパブリック(早期)プレビュー版「Google Home」にて、Nest 製品向けサブスクリプション型見守りサービス「Google Nest Aware」に加入しているメンバーシップ向けに展開開始予定
Google は 2024 年 8 月 6 日(火)、スマートホームブランド Nest のネットワークカメラ「Nest Cam」やスマートドアベル「Nest Doorbell」シリーズに対する生成 AI サービス「Gemini」統合を発表しました。
「Nest Cam」「Nest Doorbell」シリーズは現在、人物や動物、車やそのほかの動きを検知して、アクティビティとして通知してくれます。そして新たに「Gemini」が統合されることで機械学習による検知機能がアップデートされ、動きを検知した人物や動物、車などがどのように動いているかまで知らせてくれるようになります。
例えば、犬を検知した場合に現状は[動物が検出]と通知されますが、「Gemini」統合では[犬が庭を掘っている]などと機械学習による具体的な動作を通知してくれるようになる模様です。もちろん、「Google Home」アプリの[アクティビティ]タブ内でも、具体的な動作説明と共にカメラクリップが記録されていきます。
また、[アクティビティ]タブ内の検索機能も「Gemini」によってアップデートされ、[配達車両が通過した?]や[子供たちは自転車に乗っていた?]などといった、会話文での検索も可能となります。
「Nest Cam」「Nest Doorbell」シリーズの「Gemini」統合は、2024 年後半よりパブリック(早期)プレビュー版「Google Home」にて、Nest 製品向けサブスクリプション型見守りサービス「Google Nest Aware」に加入しているメンバーシップ向けに展開が開始され、その後徐々に拡大されていく予定です。
Source:Google
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