この記事のポイント
- Google 最先端大規模言語モデル「Gemini」において 2024 年 3 月下旬に適用された新しいプライバシー保護基準「プライバシー ハブ」における大事な項目がサイト上に表示
- ユーザーと「Gemini」との会話が Google 内部の人間(レビュアー)に見られることも(場合によっては)ある模様
- 「Gemini」の新しいプライバシー保護基準「プライバシー ハブ」に念の為目を通しておくことを推奨
Google は 2024 年 4 月 24 日(水)前後、最先端大規模言語モデル「Gemini」に 2024 年 3 月下旬に適用した新しいプライバシー保護基準「プライバシー ハブ」における大事な項目を「Gemini」サイト上にアラートとして表示開始しました。
そのアラートの内容は、「Gemini」の技術改善のためにその内容が人間のレビュアーによって処理されることもある、という内容。つまり、ユーザーと「Gemini」との会話が、Google 内部の人間(レビュアー)に見られることも(場合によっては)ある、ということです。
ただし、「Gemini」拡張機能で連携している「Gmail」「Google マップ」「Google Workspace」などの各サービスに保存されている情報まで見られたり、それが「Gemini」以外のサービスの技術改善のために使用されたりすることはない模様。とはいえ、なるべくパーソナルな内容は「Gemini」に入力しないことが推奨されています。
会話は、Gemini アプリで使用される技術の改善のため、人間のレビュアーによって処理されます。見られたくない内容や使用されたくない情報は入力しないでください。
とはいえ、「Gemini」に入力したユーザーのパーソナルな情報が Google によって拡散されたり悪用されるわけではないため、通常の質問や使い方であればそこまで気にする必要はないでしょう。当サイトとしては、「Gemini」の新しいプライバシー保護基準「プライバシー ハブ」に念の為目を通しておくことを推奨させていただきます。
会話を活用した Gemini の改善
ユーザーと Gemini の会話は、Gemini で使用される機械学習モデルなどの Google サービスの改善に活用されます。
この機能改善には、トレーニングを受けたレビュアーによる会話の処理も必要になります。
そのため、Gemini を使う際は、レビュアーに見られたくない内容や Google に使用されたくない情報は入力しないでください。
Google Workspace のコンテンツ(Gmail や Google ドライブなど)が見られたり、Gemini の改善に使用されたりすることはありません。
[Gemini アプリ アクティビティ] はオフにできます
会話を活用した Gemini の改善
今後、会話を見られたり機械学習モデルの改善に使用されたりしたくない場合は、Gemini アプリ アクティビティ新しいウィンドウで開く をオフにしてください。
Source:Google
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