この記事のポイント
- Google Japan、視覚障がいランナープロジェクト「Project Guideline(#ProjectGuideline)」のアップデートを発表
- 拡張現実(AR)プラットフォーム「ARCore」などの空間認識技術を新たに導入
- 「Project Guideline」アプリも日本語に対応
Google 日本国内法人 Google Japan は 2024 年 3 月 18 日(月)、2021 年 8 月に発表した、視覚障がい者ランナーが一人で自由に走ることを可能にするためのプロジェクト「Project Guideline(#ProjectGuideline)」のアップデートを発表しました。
「Project Guideline」は、視覚障がい者ランナーが一人で自由に走ることを目的としたプロジェクトで、視覚障がい者ランナーの腰に装着された Google Pixel デバイスが地面に設置されたラインを認識し、そのフィードバックが Bluetooth ヘッドセットを通して音で伝達されることで視覚障がい者ランナーの走行をサポートしてくれる技術です。
そして今回のアップデートでは、Google 拡張現実(AR)プラットフォーム「ARCore」などの空間認識技術が新たに導入され、新システムへと移行しました。
これにより、高い精度でカーブを事前に認識してランナーに伝達してくれるようになっています。さらに、これまで英語表示となっていた「Project Guideline」アプリですが、日本において幅広く活用されることを想定して日本語表記に対応しました。
Google Japan は今回、横浜市障害者スポーツ文化センター「横浜ラポール」の強力のもと、「Project Guideline」を体験できる定期走行会プログラムを開始します。「横浜ラポール」での「Project Guideline」定期走行会は、地下陸上トラックに特設された「Project Guideline」用のレーンで実施される模様。
詳しくは、「横浜ラポール」に問い合わせて確認してください。
Source:Google Japan
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