この記事のポイント
- Google、欧州「デジタル市場法(DMA)」開始に伴い iOS 版「Chrome」アプリ関連の変更を発表
- 初めて「Safari」アプリを開いたときにデフォルトブラウザアプリ選択画面が表示
- 欧州ユーザーは iOS 版「Chrome」アプリをデフォルトブラウザアプリに設定しましょう
Google は 2024 年 3 月 7 日(木)、欧州委員会が 2023 年 9 月に指定した「ゲートキーパー(Apple / Alphabet / Meta / Amazon / Microsoft / ByteDance)」6 社に対するデジタルサービスにおける公正競争や様々な規制など、義務遵守を盛り込んだ「デジタル市場法(DMA)」の同日の開始に伴い、欧州における iOS 版「Chrome」アプリ関連の変更を発表しました。
iOS ではこれまで、ブラウザアプリは基本的に「Safari」アプリがデフォルトとなっていて「Chrome」や「Firefox」などの他社のブラウザアプリをデフォルトとする場合はユーザーが設定からマニュアルでデフォルトブラウザアプリを変更する必要がありました。しかし欧州「デジタル市場法」では公正競争が義務化され、これに伴い初めて「Safari」アプリを開いたときにデフォルトブラウザアプリの選択画面が表示されるようになります。
これにより、iOS 版「Chrome」アプリを iOS デバイスのデフォルトブラウザとして選択できるようになりました。ちなみに iOS デバイスにてすでに「Chrome」をデフォルトブラウザアプリに設定している場合は、改めてデフォルトブラウザアプリを設定する必要はありません。
また今回 Google から発表された変更内容は、欧州での適用となります。
「Chrome」アプリリンク
Source:Google
コメントを残す